風に吹かれるコサギ2014/02/20

 ボブ・ディランの「風に吹かれて」にあやかったわけではありませんが、黒目川を渡る風にコサギの羽毛が翻る姿も、なかなかいいものです。冬場は、やっぱり寒そうに見えます。春の暖かい風に吹かれているときは、川面の色も温かみを増して、もっと柔らかい感じの写真になります。

 森喜朗元首相が、ソチ五輪に出場したスケートの浅田真央選手について、「見事にひっくり返った。あの子、大事なときには必ず転ぶ」などと言ったことが批判にさらされています。当然です。それでなくても、メダルが取れなかった選手に対して「税金泥棒」などと攻撃する風潮が強まっているときに、東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森氏がこんな発言をするとは、国際的な恥さらしです。浅田選手に対しても失礼きわまりない。オリンピック精神の意味さえ知らない男を組織委員会会長に据えた日本政府の責任は重いと思います。
 
風ぬ吹かれるコサギ

風ぬ吹かれるコサギ

風ぬ吹かれるコサギ

風ぬ吹かれるコサギ

風ぬ吹かれるコサギ

コメント

_ 釉烙 ― 2014/02/21 10:39

最近、黒目川遊歩道を歩くと風が強く冷たいです。
コサギも寒いと思いますが、その姿を見せてくれます。
二枚目の写真にある様な、頭から一本スーと伸びているのも
髪の毛でしょうか?
先日撮ったコサギの写真も同じ様な感じで写っており
黒目さんにお聞きしょうと思っていました。
ソチ五輪の浅田選手に関するご意見、私も全く同感です。
フリーの浅田選手の演技は、本当に素晴らしかったですね・・・。
森氏は、どんな顔をするんでしょうか・・・。

_ (未記入) ― 2014/02/21 21:39

風に吹かれているコサギの真っ白な羽は繊細で綺麗ですね。

森前首相の発言、本当です。真央さんはどんなにプレッシャーと戦い努力して一生懸命滑ったことを想像すらしない、こういう方が会長をやっていることが信じられません。
森首相以外にも問題発言をしている議員が多くて、本当に恥ずかしいです。

_ 未記入様 ― 2014/02/21 23:53

こんばんは。コメント、ありがとうございます。
2月はけっこう風があるので、こういう写真が撮れます。
コサギも寒そうです。
もっと風が強いと、風上を向いて姿勢を低くしますから、
こういう写真にはなりにくいです。
森前首相には呆れてしまいますね。
最後にすばらしい演技をした浅田選手に拍手をおくりたいと思います。

_ 釉烙様 ― 2014/02/22 00:12

こんばんは。
コサギの頭から出ているものは、「冠羽(かんう)」とよばれるものです。
冠羽は、2本あります。
飾り羽と考えればよいと思います。
紹介した5枚の写真のうち、下の2枚には冠羽はありません。
それにはワケがあります。
鳥には一般に夏羽と冬羽とがあります。
コサギの場合は、成鳥の夏羽にこの冠羽が出ます。
写真のコサギは、夏羽への移行を始めているのでしょう。
まだ冬羽の個体には、冠羽が出ていません。
夏羽といっても、5月か6月にそうなるわけではなくて、
寒い時期からどんどん変わっていきます。
夏羽に変わったころは、羽自体が美しいので、じっくり眺めてください。
もう1つ注目は、春になると嘴の付け根の色が明るく変化することです。
2枚目と5枚目の写真がわかりやすいので、確認できます。
目の下から嘴にかけて、黄色い部分がありますね。
ここが変化します。
個体差が大きいのですべてのコサギがそうなるとはいえないようですが、
どんな変化をするかを見ていくのも楽しみの1つです。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://kurome.asablo.jp/blog/2014/02/20/7227649/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。