朝霧に立つアオサギ2023/02/04

 この日の朝霧は深かったです。朝日が川面を照らすと、霧がわきあがりました。アオサギが立ち続けています。アオサギの周辺だけ霧が薄くなってほしかったのですが、思うようにはなりません。
 3枚目は、霧が薄くなったときに飛んでくれたヒドリガモたちです。
 黒目川の朝霧は、11月末から12月半ばあたりがピークです。この写真も昨年12月半ばに撮りました。晩秋から初冬の風景といっていいかもしれません。川の水温がそれなりに高く、湿度もまだり、大気は4度以下、風がない、といった条件だと霧が出てくれます。前夜に雨が降り、一気に晴れて放射冷却がすすむんだときは、もうもうと霧が立ち込めます。真冬になると、ドラマチックな霧はでないようで、川面を這うような霧になっていきます。
 年とともに、朝霧の規模が小さくなっているような気がしています。見慣れた風景になっているためにそう感じるのかどうか。
 
朝霧に立つアオサギ

朝霧に立つアオサギ

朝霧に立つアオサギ