こっちを向いてよ、コサギさん2025/06/13

 川の真ん中にいたコサギが、岸辺に走り込んで魚を銜えました。遠かったので走って行ってみると、婚姻色に輝くオイカワのオスを食べようとしていました。慌ててシャッターを切ったのですが、「お前には見せない」とばかり、コサギは背を向けたまま。頼むから、こっちを向いて! 美しいオイカワをしっかり見せて! 願いむなしく、オイカワはコサギの胃の中に納まってしまいました。あ~あっ…。

オイカワを銜えたコサギ

オイカワを銜えたコサギ

コイの産卵はカオスだ!2025/04/30

 黒目川遊歩道を歩いていたら、バシャバシャバシャという水の音が聞こえました。のぞき込んでみると、20匹近いコイが集まって産卵していました。見えるのは水しぶきばかりで、何がどうなっているのか、さっぱりわかりません。空には鯉のぼり、川では産卵。コイも忙しい。
 
コイの産卵

コイの産卵

コイの産卵

コイの産卵

魚をゲットしたアオサギ2024/11/17

 黒目川の真ん中で魚を待っていたアオサギが、体ごと川の中に飛び込んでいきました。顔を出したときには、嘴に魚を銜えていました。やったあ! 魚は最低でもこのくらいの大きさがほしいです。アオサギにそっぽを向かれてしまったので、魚がうまく撮れませんでした。
 この魚は、オイカワかカワムツのどちらかだと思います。アオサギがとったのは川の真ん中だったので、オイカワでしょか。カワムツは岸に近いところにいることが多いので。
 
魚をゲットしたアオサギ

魚をゲットしたアオサギ

きょうの釣果は小さかった ダイサギ2024/11/16

 ダイサギが川の中に嘴を突っ込んで小魚を食べていました。川底には水草が茂っています。その水草に隠れているものを銜え上げるのですが、獲物は小さいものばかり。オイカワやカワムツなら腹にたまるのでしょうが、ひと呑みできる小魚では、何匹食べても満腹にはならないだろうに。
 水草が川底を覆っているために、サギたちは魚を食べづらくなっているのではないかと思います。水草がなければ魚を追いかけまわすことができるのに、現状では追いかけることはほぼ不可能です。
 水草が川底を覆うようになったのは、この10年以内だと思います。以前は、底の土が見えていました。冬にコサギが群れなくなった時期とほぼ重なるので、水草が魚や鳥にどんな影響を与えているのか、本当は調べなければいけないのではないかと思っています。
 
小魚を食べるダイサギ

小魚を食べるダイサギ

婚姻色のオイカワを銜えたアオサギ2024/06/09

 撮りたかった写真をなんとか撮りました。婚姻色(繁殖期の色)になったオイカワのオスをアオサギが銜えてくれました。黒目川にはオイカワがたくさんいて、6月は産卵しているオイカワのオスとメスを見ることができます。オスは体が赤くなって美しい。それをサギたちがつかまえます。なので、6月に撮っておきたい写真です。
 今年は、なかなかチャンスに恵まれませんでした。だいたいコサギもダイサギも、アオサギも姿を見ませんでした。きょう、たまたまアオサギを見かけたので、しばらく眺めていました。突然、姿勢を低くしてある一点を見つめたかと思うと、一気に突っ込みました。水から顔が出たときに、やった!と思いました。
 こういうときは慌てるもので、何度もピントをはずしてしまい、さらに慌てることになってしまいました。
 写真は時系列に並んでいません。1枚目、3枚目、2枚目が時系列です。
 
婚姻色のオイカワを銜えたアオサギ

婚姻色のオイカワを銜えたアオサギ

婚姻色のオイカワを銜えたアオサギ

婚姻色のダイサギが婚姻色のカワムツをゲット2024/05/06

 肝心な時に露出を間違えるというヘマをしました。困ったもんです。
 ダイサギが1羽、川岸で魚をねらっていました。身を低くして、いまにも水に突入しそうな雰囲気です。嘴は黒。嘴の付け根はモスグリーン。繁殖期にあらわれる婚姻色です。
 大物を期待していたら、本当に大物をゲットしました。魚は光に当たって赤く輝いています。てっきり婚姻色になったオイカワのオスだとばかり思ってシャッターを切りました。
 カメラのモニターで確認すると、写真は真っ黒。あれっ、と思って設定を見たら、シャッタースピードが2倍も速かった。こりゃダメだ。どこまで明るくすることができるか。ダメもとでやってみました。やっぱり画質は落ちますね。
 魚はオイカワではなくカワムツのオスですね。カワムツの婚姻色も美しいです。婚姻色同士のたたかいはダイサギの勝利。もっとも、カワムツがダイサギに勝ったら大ニュースですが…。
 
鳥も魚も婚姻色

鳥も魚も婚姻色

オイカワを銜えたダイサギ2024/01/17

 黒目川の岸辺でオイカワを銜え上げたダイサギが、どういうわけか私の目の前まで飛んできてくれました。魚を銜えたまま人に近づいてくることはほとんどないのですが、見せびらかしたかったのでしょうか。こちらが慌ててしまいました。
 魚と一緒に葉っぱも銜えています。どうやって魚と葉っぱを分離するのかも見ものです。ダイサギは強引にのみ込もうとしましたが、葉っぱがオイカワの頭に被っているので、のみ込めません(2枚目の写真)。ダイサギはとっさに口を開けて、オイカワを宙に浮かせました。葉っぱがオイカワの頭から外れます。すかさず銜え直したダイサギは、オイカワだけをのみ込むことに成功。残った葉っぱは、首を横に振って捨て去りました。なれたもんですねえ。
 
オイカワを銜えたダイサギ

オイカワを銜えたダイサギ

オイカワを銜えたダイサギ

大物を銜えたコサギ2024/01/04

 カワウが潜水している近くで、コサギが走り回っていました。カワウに追われた魚を横取りするつもりです。右に左に急カーブ。頭を水に突っ込んで、顔を出したら大物を銜えていました。なんという魚でしょうか。オイカワかカワムツのどちらかだとは思うのですが、はっきりわかりません。みごとな魚です。黒目川にもこれだけの魚がいるんだな、と再認識しました。
 はやくのみ込もうとコサギも必死です。こちらもうまく撮ろうと必死です。しかし、残念ながらピントが甘かった。のみ込んだコサギは、しばらくその場でじっとしていました。魚が腹に収まりきるまで動けなかったようです。
 
大物をゲットしたコサギ

大物をゲットしたコサギ

大物をゲットしたコサギ