クイナに遭遇2021/01/02

 黒目川には珍しいクイナを見ました。遠くに岸辺を歩いている鳥がいました。逆光だったので黒っぽくしか見えませんでしたが、バンの幼鳥かオオバンの幼鳥が下流から移動してきたのかな、と思いました。急ぎ足で見かけた場所に行ってみると、なんとクイナでした。この辺ではあまり見ない鳥です。非常に警戒心の強い鳥で、葦の茂みに隠れています。人気がなかったため、川の真ん中まで出てきたのかもしれません。
 ツル目クイナ科クイナ属に分類される鳥で、体長は29cm。日本国内で季節的な移動をする漂鳥。この辺りで見られるのは冬場です。奈良・平安時代から知られていたそうです。『日本書紀』『源氏物語』『枕草子』にも出てくる、と解説本に書いてありました。漢字表記は「水鶏」「秧鶏」など。
 ちなみに、この間何度か紹介しているバンもオオバンも、ツル目クイナ科の鳥です。
  
クイナ

クイナ

クイナ

コメント

_ tarokun ― 2021/04/04 19:37

今日、大橋の上流側のところでそれらしい鳥をみました。鴨もいるのにすぐ隠れてしまって写真撮れなかったです。

_ tarokun様 ― 2021/04/05 02:18

こんばんは。
コメント、ありがとうございます。
大橋の上流ですか。あの辺はクイナがいてもおかしくありませんね。
私の写真は、大橋よりずっと上流にある幸橋の下流で撮りました。
最近はまったく姿を見ないので、もういないのではないかと思います。
警戒心の強い鳥なので、見ないからいない、とは言い切れませんが。
大橋方面まで移動している可能性もありますね。

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