マヒワに遭遇2011/02/28

 相も変わらず黒目川遊歩道を歩いていたときの話です。コサギとハクセキレイの写真を撮っていたところに、黄色っぽい鳥が舞い降りました。スズメほどの大きさです。なんだ、カワラヒワではないか、と思いながらシャッターを切りました。こちらにお尻を向けているので、向きを変えてくれるのを待っていると、横顔を見せてくれました。数枚撮ったところで、あらら、飛び去ってしまったではありませんか。
 撮った後、なんだか違和感が残りました。カワラヒワが1羽でいるかなあ? 撮った写真をモニタで見てみると、カワラヒワより色が鮮やかで、頭や顔の感じが違っているように思えます。図鑑で確認してみると、マヒワでした。マヒワも群れで生活するので、なぜ1羽だけだったのかがわかりません。近くに仲間がいたのかもしれません。
 黒目川では、カワラヒワも運がよくないと見られない鳥ですが、マヒワはめったに見られません。私が黒目川で見たのは、これが初めてです。図鑑には、頭頂と喉が黒いのはオス、とあるので、写真の鳥はオスのようです。冬鳥として北国からやってきます。北海道の針葉樹林で少数が繁殖しているようです。

マヒワ

飛び立つダイサギ2011/02/28

 一度沈み込んでから蹴るようにして飛び立つダイサギ。大きいだけに見応えがあります。写真も撮りやすい。コサギに比べれば小回りがききませんが、アオサギよりはるかに行動的です。羽を広げて川の中を走り回りますし、顔面から水中に突入していきます。
 目の位置がコサギよりはるかに高いので、魚の動きが見やすいのでしょうか。とんでもないところへ走っていって、魚をくわえます。この鳥が数羽いてくれたら、もっとおもしろいのになあ。

飛び立つダイサギ

飛び立つダイサギ