ホシゴイの日向ぼっこ2011/02/21

 黒目川にいるゴイサギの幼鳥、ホシゴイ君(オスかメスかはわからない)は、このところ姿を見せない日が何日かあります。へんだなあ、と思っていると、また姿を現します。道行く人が見つけけて、「まだいたんだ」とか「きょうはいるねえ」とか、いろんな反応をしながら眺めていきます。
 日向ぼっこをしているホシゴイ君は、まったく緊張感なし。夢うつつの表情です。片足で立っているのに、よく身体がふらつかないものです。人間が片足立ちして目をつむると、すぐに揺れてしまいます。
 静かに眠っているときは、驚かしてはいけないので、数枚写真を撮ってその場を離れました。長くいてほしいので。

日向ぼっこするホシゴイ

ゴイサギもいる2011/02/21

 最近、黒目川でよく見かけるのが、このゴイサギです。朝方、コンクリートブロックの上にのって、魚をねらっています。ブロックの隙間に顔を突っ込んでお尻をこちらに向けている姿は、実にユーモラス。魚をつかまえたところを見たことがないので、あまり効率がいいとはいえないようです。それでも健気に、水面をのぞいています。暇なときは、コンクリートブロックの上で羽を繕っています。
 ゴイサギは夜行性の鳥です。夜中、川の中でずっと動かずに魚をねらっている姿も、よく見ます。長時間露光してもブレないのではないか、と思うくらい動きません。そのゴイサギが、動いたときは素早い。タッタッタと走って、嘴を水に突っ込みます。
 このゴイサギは、黒目川にいるササゴイ(ゴイサギの幼鳥)の親ではないか、と見られています。川沿いの農家の庭をベースにしているようで、ササゴイもその周辺にいます。確たる証拠があるわけではありませんが、想像どおり親子だったら楽しいですね。

ゴイサギ

ゴイサギ

ゴイサギ