ハルジオン2011/05/08

 ハルジオンも、今を盛りに咲いています。「春紫菀」と書きます。ほとんど場所を選ばない強者です。1920年代に園芸用に持ち込まれ、野生化したようです。北アメリカ原産の帰化植物です。
 これによく似た植物に、ヒメジョオンがあります。「姫女菀」と書きます。これも北アメリカ原産の帰化植物で、1865年ごろに観賞用として持ち込まれたそうです。
 2つの帰化植物の違いを記します。
 《ハルジオン》「写真上」のように、蕾がうなだれて下を向きます。茎を横からばっさり切ってみると、中は中空です。葉の緑はくすんだ感じです。4~5月ごろまで咲きます。花は白やピンクがかったものがあり、真ん中は黄色です。
 《ヒメジョオン》写真はありません。蕾はうなだれずに、初めから上を向いています。茎の中はしっかり詰まっています。葉は光沢感のある緑です。5月から秋まで咲いています。花は大半が真っ白で、真ん中が黄色です。
 5月の後半は、どちらも咲いている状態になると思います。

ハルジオン

ハルジオン

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