手すりのカマキリ野郎2012/09/01

 でっかいカマキリが黒目川遊歩道の手すりの上を歩いていました。こういうときは、広角マクロが使えるコンパクトカメラで撮るに限ります。カマキリは気が強いので、カメラを近づけると攻撃してきます。モニタから姿が消えたと思ったら、カメラの上にのっかっていました。
 1枚目の写真は、直射日光の下で撮りました。威風堂々としています。
 2枚目は、下からしゃくり上げて撮りました。夏の雲と秋の雲が同居しているような空です。カマキリは威張っています。
 3枚は、余裕をかましたポーズです。こちらの挑発に飽きてしまったのか、足の掃除を始めました。
 4枚目は、黒目川(右)と遊歩道(左)を入れて撮りました。行儀のいいカマキリです。
 
手すりのカマキリ

手すりのカマキリ

手すりのカマキリ

手すりのカマキリ

キアゲハと遊ぶ2012/09/02

 自宅近くの小さな雑木林の縁にキアゲハがいました。珍しいこともあるもので、葉っぱの上にとまっています。コンパクトカメラの電源を入れ、そっと近づきました。5メートルくらい離れているのに、飛び立ってしまいました。私の周辺では、キアゲハもナミアゲハもアオスジアゲハも、数が少なめです。タテハチョウの中も少ない。せっかくのチャンスを逃してしまったとがっかりしてしまいました。
 カメラをバッグにしまって立ち去ろうとしたときに、キアゲハはまた戻ってきました。見ていると、また葉っぱにとまりました。まだチャンスがありそうです。再びカメラを取り出しました。
 カメラを望遠にして、まずは遠めから写真を撮りました。だんだん近づいていくと、こんどは3メートルほどで飛び立ちました。遠くへは行かず、近くの葉っぱにとまりました。そんなことを何回か繰り返すうちに、気心が知れたのでしょうか、広角マクロの最接近でも逃げなくなりました。それが1枚目の写真です。
 カメラが葉っぱにさわって揺れると飛び立ちますが、私の帽子にとまったり肩にとまったりします。こんなアゲハは見たことがありません。10分ほど遊んでもらいました。そのうちに、別のキアゲハが飛んできて、2頭はからみながら移動してしまいました。
 このときのキアゲハは、口吻(こうふん=ストローのような口)を巻いています。葉っぱの上で休んでいたのでしょうか。
 それにしても、コンパクトカメラは背景が暗いと画像が荒れます。そろそろ暑さも峠を越えると思うので、一眼レフを持ち歩けそうです。
 
キアゲハ

キアゲハ

キアゲハ

キアゲハ

キアゲハ

空ゆくコサギ2012/09/03

 夕方、黒目川遊歩道に隣接する高校のネットの柱にコサギがとまっていました。下から見上げながら、カメラを構えて飛び立つのを待ちました。アップで狙ってしまうと追い切れないので、画面に余裕をもたせて焦点距離を決めました。
 首を上に向けてカメラを持ち続けるのはしんどいです。早く飛んでくれよ、と念じても飛んでくれません。コサギは周囲を見渡しているので飛ぶことは確実です。ここで目を離したら撮れません。遊歩道を歩いている人から「何かいるのかねえ」と聞かれても、上を向いたまま「コサギが飛んでくれないんですよ」と返事をする始末。
 首が痛くなってもうだめだ、と思ったところで飛んでくれました。予想に反して下流に向かって飛びました。気持ちよさそうに去っていきました。
 
空ゆくコサギ

空ゆくコサギ

空ゆくコサギ

帰ってきたセグロセキレイ2012/09/04

 夏の間ずっと姿を見なかったセグロセキレイに出合いました。柿の木畑を歩いていました。山から帰ってきてくれたのだろうと思います。少しずつ鳥が増えてくれればありがたい。
 セグロセキレイはスズメ目セキレイ科の鳥で、体長21センチ。スズメが14センチ、カワセミが17センチなので、それよりずいぶん大きいです。留鳥として九州以北に分布します。日本固有種の鳥です(朝鮮半島南部での繁殖記録がある)。東久留米では夏でも見かけることがありますが、今年は見ませんでした。秋から冬にかけて数が増えます。
 
セグロセキレイ

セグロセキレイ

おっさん顔のゴイサギ2012/09/05

 ぼやーっと川の中に鎮座ましましていたゴイサギ君が、いきなり喉のあたりをひっかき始めました。痒いのでしょうか。顔の周辺が逆毛立って、おっさん顔になってしまいました(上の写真)。もっともオスだかメスだかはわからないのですが…。
 普段はもう少しスマートだということも見ていただかなければ公平さを欠きます(下の写真)。これが同じ鳥なんだから面白い。
 
ゴイサギ

ゴイサギ

緑の島にカルガモが2012/09/06

 水草の上でカルガモが休んでいました。このあたりは水深が浅く、流れも緩やかなので、カルガモたちが集まってきます。何を思ったのか、1羽のカルガモが水草の上にのりました。この場所は、毎日のように見ていますが、この水草の上にカルガモがいるのをこれまで見たことがありませんでした。ゆっくり羽でも繕ってほしいと期待したものの、あっという間に退場してしまいました。
 
カルガモ

カルガモ

FZ200試し撮り2012/09/07

 友人が新しいカメラを買って見せてくれました。Panasonic DMC-FZ200(LUMIX) です。広角25ミリから望遠600ミリまで、全域F2.8というのが謳い文句。ちょうど、目の前にコサギがいたので写真を撮らせてもらいました。
 光の当たり具合がまだらだったので、露出はスポット測光のマニュアルにしました。ISO感度を200に設定、絞りはF4.0にして、シャッタースピードだけを変えながら露出を調整しました。1枚目が320分の1秒、2枚目が640分の1秒、3枚目が500分の1秒。川には色の濃い水草があったので、コサギが白とびしないようしました。水草は黒っぽく撮れてしまうので、撮った後に画像処理しています。
 色合いはパナソニックの特徴が出ているように思います。私は同じようなタイプのカメラ、SONY DSC-HX1(Cyber-shot)を使っていますが、連写の使い勝手はFZ200の方がはるかにいいです。早く安くなってくれないかなあ。
 
コサギ

コサギ

コサギ

FZ200試し撮り・カワセミ2012/09/08

 昨日の続きです。FZ200(LUMIX)にテレコンバーションレンズ(テレコン)を付けて、撮らせてもらいました。1000ミリ相当の望遠になります。被写体になるものを物色していたところ、運よくカワセミが飛んできてくれました。黒目川は桑の木の葉などが繁ってしまって、カワセミの姿をとらえるのは難しい状態です。「飛んでいったのを見た」「羽の影に隠れていた」などの目撃情報があったので、カワセミの存在は確認できていたのですが、しっかり見るのは久しぶりです。若いメスでしょうか。
 石の上にとまってくれたので、遊歩道の手すりを支えにして数枚の写真を撮ってみました(上の写真)。暗いところを慌ててとったので、ほとんどぶれてしまいました。撮りながらぶれていることがわかったので、撮り直そうとした瞬間に飛ばれてしまいました。枝にとまっってくれたので、これまた慌てて撮ったら、またまたぶれてしまいました。低めの感度にしていたのが敗因です。なんとか残ったのが下の写真です。
 いずれも撮ったままの写真ではありません。トリミングもしていますし、画像処理も施しています。
 
カワセミ

カワセミ