苔とアオサギ2014/07/26

 苔に覆われた護岸の前にアオサギがいました。コカ・コーラ多摩工場の排水口前です。大量の水が放出されるので、苔がついているのだろうと思います。こういう苔がついた護岸は他にはないので、この場所特有の苔かもしれません。
 コカ・コーラのホームページを見ると、「コカ・コーラシステムでは、再利用する水も含め工場排水・冷却水・汚水などの排水処理について微生物を使った『活性汚泥法』などで工場内で浄化し…」と書いてあります。こんな記述もみつけました。「湧水河川である黒目川の水量維持は、生態系保全の観点で魚類・鳥類などにとってとても大事なことであり、多摩工場では、東京都や東久留米市と連携し、河川に放流し続けることにより、自然豊かな黒目川の水量維持/生態系保全に貢献しています」
 生物処理した水と湧水が同じなのかどうか。水量維持が湧水河川に与える影響はどういうものなのか。黒目川以上に湧水河川である落合川との質的な違いはあるのか。私には分析できる知識がありません。
 そんな複雑な思いで写真を紹介しています。
 
苔とアオサギ

苔とアオサギ

苔とアオサギ