ハシビロガモの波紋2011/02/13

 ハシビロガモのオスが水面をぴちゃぴちゃやっていました。油を流したような水面に細かな波紋ができて、きれいでした(写真上)。光の具合で、波の底にいるような写真も撮れました(写真中)。
 水面ぴちゃぴちゃは、オナガガモもよくやります。図鑑を見ると、プランクトンを吸い込んで、嘴にある歯ブラシ状のもので濾過して食べるようです。水面ぴちゃぴちゃは、オナガガモもよくやります。同じ目的なのでしょうか。
 ハシビロガモは独特の動きをします。低い姿勢で大きく円を描くように回ります。とにかくよく動きます。たまに止まっては羽をつくろったり、足で頭をかいたり。そのたびに、波紋が生まれます(写真下)。
 オスの頭は、光線の具合によって紫色に見えたり緑色に見えたりします。緑も深い緑色です。
 ハシビロガモは、夏はユーラシア大陸から北アメリカ大陸にいて、冬になると日本や東南アジア、中南米あたりに渡るようです。

ハシビロガモ

ハシビロガモ

ハシビロガモ

羽を広げたコサギ2011/02/13

 コサギは、きれいな鳥です。とくに、羽を広げている姿は美しい。しかし、写真を撮る人はあまりいません。いつでも見られる鳥なので、珍しさに欠けるからでしょうか。色が白いので、撮りにくいことも理由の一つかもしれません。晴天の昼間にコサギを撮ると、白飛びするか、周りが夜のように暗く落ちてしまいます。ですから、なるべく逆光か、光が斜めから差し込む朝夕に撮ることを心がけています。

羽を広げたコサギ

羽を広げたコサギ