夜のコサギ2012/08/04

 珍しいこともあったもので。8月4日午後10時半、黒目川にかかる電線に、コサギが7羽もいました。日が沈むころ、下流のねぐらに戻っていくのが普通ですが、どういうわけか夜中にコサギがいます。夏はほとんど群もしないのに、これまたどういうわけか7羽もいます。何かが起きてるのだろうか。こんな光景を見るのは初めてです。
 仕事帰りでした。遊歩道に隣接する小さな公園で、アブラゼミが羽化していたので、自転車を止めてしばらく眺めていました。今年は、セミが少ないです。3日夜、初めて羽化を見ました。そんなこともあって、10分ほど見ていました。
 遊歩道に戻って1分ほど走ったところで見たのが、コサギたちです。暗い空に白いものが浮かんでいたので、不気味でした。コサギは、羽を繕ったりガーガー鳴いたりしています。移動する気配はありませんが、じっとしているわけでもありません。
 コンパクトカメラで可能な限り撮ったのが、下の写真です。ざらざらしていて、出来栄えはよくありません。しかし、珍しい写真だと思うので、紹介してみます。
 
夜のコサギ

夜のコサギ

夜のコサギ

コメント

_ かけ ― 2012/08/05 01:16

よくあの長い大きい足でこんな細っこい電線に留まれますよね。
夜ふけに集まって何の相談でしょうか。
月をバックに電線に留まる白いコサギのシルエット、
不気味だけどなんだかかっこいい。
妙に惹き付けられる写真ですね。

_ ももごろう ― 2012/08/05 21:45

動物が普段しない行動をとると、なにやら不安になりますね。
ニンゲンが鈍感になってしまったちょっとした変化を、動物は
まだ持ちえているのでしょうか。

年々暑さ寒さが厳しくなって、気候の変動期に突入してしまった
のでしょうか。うちのあたりでも私が子供のころと比べるとセミは
激減、その他の昆虫も植物も姿を消しつつあります。ニンゲンが
作り上げた住環境ですが、ニンゲンにも住みにくくなってしまいましたね。
住みにくい環境になってきましたね。

_ かけ様 ― 2012/08/05 23:23

電線にとまって揺れないんですから、すごいですよね。
しかも、片足でとまっているんですよ。
このコサギは、満月になるとオオワシに変身する
なんてことになったら、面白いのにね。
今晩も電線を見ながら帰宅しましたが、コサギはいませんでした。

_ ももごろう様 ― 2012/08/05 23:25

やっぱり、そう思います。
あちこちで鳥の種類も数も減っていて、
普段見ない鳥(迷鳥)を見たりする。
夜中にコサギを見たら、なんだかおかしな感じですよね。
何かの前触れだったらいやですね。

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