アクロバティックなシジュウカラ2020/02/02

 葦の中に隠れている虫の幼虫をほじくり出すシジュウカラ。動きがアクロバティックで、ついつい見とれてしまいます。シジュウカラは生きるために真剣そのものですが、筋トレ風にも見えて、なかなか楽しい。小さな鳥だからこそできる芸当だろうと思います。
 
シジュウカラ

シジュウカラ

シジュウカラ

たたずむツグミ2020/02/02

 ちょっと休憩をしたくて、黒目川遊歩道沿いの小さな公園で腰かけていました。さて歩き出そうかと立ち上がったら、草むらにツグミがいました。歩いていません。静かにたたずんでいます。後ろからそっと近づいてシャッターを切りました。さらに踏み込んでまたシャッターを切りました。完全逆光なので露出をマニュアルに切り替えて、さらにシャッターを切りました。ツグミは羽の模様が美しい。
 嘴の先端に泥がついています。いままで土を掘り返していたにちがいありません。ツグミも休憩中だったのでしょう。ゆっくり撮らせてくれました。角度を変えて撮ろうと一歩右に移動したとたん、ツグミは飛び立ってしまいました。微妙なバランスでツグミ動かなかった。私が動いたため、そのバランスが崩れてしまったようです。鳥撮りにはよくあるケースです。
 
ツグミ

ツグミ

品のいいオナガガモ2020/02/03

 黒目川にオナガガモのつがいがいます。いつも撮りにくい場所にいるのですが、きょうは近くで撮らせてくれました。1枚目の写真で手前がオス、奥がメスです。オスもメスも細身で上品です。以前は、もっとたくさんいたのですが、最近は数が減りました。落合川の方が数は多いとはいえ、すぐに数えられる程度しかいません。春になると北国に帰っていきます。
 
オナガガモ

オナガガモ

オナガガモ

飛び立つダイサギ2020/02/04

 カワウが2羽、潜水していました。その横にダイサギが1羽、コサギが1羽います。カワウは下流へ下流へと移動して、その後をダイサギとコサギが追いかけます。カワウが水の中を引っ掻き回すので、驚いた魚が逃げ惑う。慌てた魚を狙うのがダイサギとコサギです。
 先回りして橋の上からカワウがやってくるのを待ちました。いよいよ近づいてきたので、動きのあるサギの姿を撮ろうと思っていた矢先、カワウが踵を返して上流へ飛び立ってしまいました。その後に続くコサギ。そしてダイサギも飛び立ちました。写真はそのときのダイサギです。トリミングを変えて3枚。
 
飛び立つダイサギ

飛び立つダイサギ

飛び立つダイサギ

葦の新芽とダイサギと2020/02/05

 2月5日の昼間は本当に暖かでした。落合川では、葦の新芽が大きく成長していました。そこにダイサギがいたので、逆光側から撮ってみました。いくら立春をすぎたとはいえ、これが真冬2月初旬の風景かと疑いたくなるような雰囲気です。3月の雰囲気ではないでしょうか。
 夜になって北西の風が強く吹き、一気に冷え込んできました。冬らしい写真を撮りたいものです。
 ところで、1枚目、2枚目の写真を撮りながら、鳥はやっぱり恐竜だと思いました。
 
葦の新芽とダイサギと

葦の新芽とダイサギと

葦の新芽とダイサギと

北風に耐えるダイサギ2020/02/06

 きょう(2月6日)は、強い北風が吹き続け、寒い一日でした。風の冷たさはいかにも2月。風にまつわる写真が撮れないものかと思いながら黒目川遊歩道を歩きました。
 川幅がそれなりにあり、流れが緩やかなところにダイサギがいました。ダイサギがいるところだけ日陰になっています。北風が吹く抜けると川面は波立ち、ダイサギも身構えます。そんなシーンを3枚。
 
北風に耐えるダイサギ

北風に耐えるダイサギ

北風に耐えるダイサギ

魚を銜えたダイサギ2020/02/07

 黒目川の日陰でダイサギが魚を銜えました。オイカワでしょうか、カワムツでしょうか。
 最近は、サギの捕る魚が小さいです。おまけに小魚の群れを見ません。魚が枯渇しているのではないかと心配になります。
 ダイサギは数羽いますが、コサギは数羽しかいません。この時期は30羽ほどのコサギが群れて、魚を追いかけまわしているのが普通です。最近の2~3年は群れが小さくなり、今年はとうとう群れそのものが消えてしまいました。ガーガーと泣き叫びながらコサギが走り飛びまわる喧騒がありません。黒目川の先行きが心配です。
 
魚を銜えたダイサギ

魚を銜えたダイサギ

桃の木にとまるカワセミ2020/02/08

 黒目川の土手にたった1本、桃の木があります。桜と一緒に花を咲かせます。八重の花で、濃いピンクだったり白っぽかったり斑だったり。まだ2カ月近く先の話ですが。
 桃の木は、カワセミがよくとまる木としても知られています。オスを見ることの方が多いのですが、たまにメスもいます(2枚目の写真)。縄張りの境界ゾーンのようです。経験則でいえば、メスは長居しません。オスを気にしているのかな、と想像しているところ。
 3枚目の写真は、桃の木に近くにある葦に移動したところ。
 
カワセミ

カワセミ

カワセミ