ジョウビタキに誘われて2025/02/18

 たまたま寒波がやってきて、北風が吹きまくっています。寒いです。とはいえ、光は暖かい。1月の光ではありません。写真を撮ってみると、風は写らないので春のようです。目には春、肌には冬。このギャップが2月の特徴。
 黒目川遊歩道を歩いていると、近くにジョウビタキのオスがとまってくれました。これは幸運。さっそく撮ろうとしたら、飛んで行ってしまいました。後ろ姿を目で追うと、距離のある所にとまりました。悔しかったらここまでおいで、と誘われているような気持ちになりましたが、フェンスがあるので近づけません。仕方がないから風景のように撮りました。それをだいぶトリミングしました。やっぱり春の雰囲気だ。
 
ジョウビタキ

ジョウビタキ

ジョウビタキ

オスもメスもかわいいジョウビタキ2025/02/11

 珍しいことに、ジョウビタキのオスとメスを同時に撮ることができました。これまでになかった経験です。たまたまだったのだと思いますが…。どちらもかわいい。
 黒目川遊歩道を歩いていると、ヒンヒンヒンというジョウビタキの鳴き声が聞こえてきました。良く見えそうな場所から川の中をのぞいてみると、鳴き声は右の方から聞こえてきます。右を見ても姿は見えません。移動しようと思って正面を見たら、オスがとまっていました。でも、鳴き声は右から聞こえています。もしかして2羽がいる? とりあえずオスを撮りました。
 オスを何枚か撮ったところで飛び去られてしまったので、鳴き声がした右へ移動してみました。すると、10メートルも移動しないうちにメスを発見。ちょっと距離がありましたが、飛ばれる前に撮ることが大事だと思ったので、シャッターを切りました。少しずつ寄ってシャッターを切り始めたら、飛ばれてしまいました。
 これ以降、2羽とも姿が見えなくなってしまいました。キツネにつままれたような感じです。
 1枚目と2枚目の写真がオス。
 3枚目がメスです。
 
ジョウビタキ

ジョウビタキ

ジョウビタキ

ジョウビタキのオスはジェントルマン2025/02/03

 黒目川の遊歩道を歩いていると、ヒンヒンヒンという可愛らしい鳴き声が聞こえてきました。ジョウビタキです。これまでこの場所でジョウビタキを見たことがありません。最近、やってきたのだろうか。で、どこにいる? 鳴き声を頼りに近くの枝をみていくと、桜の枝にオスがいました。銀の帽子をかぶり、茶と黒をコーディネートしたジェントルマン。メスとはちがった美しさです。
 桜の枝が邪魔で撮りにくい。左右に動いて撮る位置を考えてみましたが、ダメ。動いてくれるのを待って撮りました。
 私の体験では、ジョウビタキは2月・3月が撮りごろです。この時期に数が増えるような気がします。こんなことを書いていたら、ツグミを見ていないことを思い出しました。ツグミも2月以降に見る機会が多いので、そろそろ黒目川周辺にやってきてくれるのではないかと期待しているところです。
 
ジョウビタキのオス

ジョウビタキのオス

ジョウビタキのオス

ジョウビタキのオス

あんまりかわいいからアップで ジョウビタキのメス2025/01/31

 ジョウビタキのメスが川沿いの公園で飛び回っていました。遠くから見るとスズメのようですが、動き方が違う。仲間の鳥もいない。縄張りのなかを単独で行動するのがジョウビタキの特徴です。静かに近寄ってみたら、やっぱりジョウビタキでした。それもメス。この目がかわいい。
 距離を保ちながら撮っていたら、彼女の方から近づいてきてくれました。あまりないことです。警戒心が薄いのかしら? ありがたく撮らせてもらいました。
 ジョウビタキの美しさは、後ろから見たときだろうと思いながら、そのチャンスを待ちました。人家の奥に消えていく寸前に撮らせてくれました。
 
ジョウビタキのメス

ジョウビタキのメス

ジョウビタキのメス

ジョウビタキのメス

ジョウビタキのメス

いつ見てもかわいいジョウビタキのメス2025/01/27

 小さな公園にある看板の上に茶色っぽい鳥がとまっていました。スズメかと思いましたが、なんとなく雰囲気が違うので、ゆっくり近づいてみると、ジョウビタキのメスでした。今季、この公園でジョウビタキを見るのは初めて。ずっといてくれるといいのですが。
 きれいに背景がボケる位置を探してシャッターを切りました。もっと寄りたかったのですが、飛ばれてしまったらおしまいです。案の定、人家の庭に消えていきました。
 
ジョウビタキのメス

ジョウビタキのメス

ジョウビタキのメス

やっと撮れたジョウビタキのオス2024/12/26

 ジョウビタキのオスにやっと出合いました。黒目川の対岸にいたので、アップにはなりませんでしたが、今季最初の撮影です。実はこのとき、2羽のオスがいました。ジョウビタキは縄張りをつくって生活する鳥なので、縄張り争いが勃発していたのかもしれません。数メートルの範囲にまでは寄るのですが、2羽が横に並ぶことはありませんでした。バトルをしていたわけではないので、牽制し合っていたのだと思います。どちらかが去っていくでしょう。
 下の3枚の写真は、同じ個体なのか、別の個体なのか、判然としません。もっと近くで撮れる機会があればいいのですが。
 
ジョウビタキのオス

ジョウビタキのオス

ジョウビタキのオス

やっと撮れたジョウビタキ2024/11/23

 やっとジョウビタキを撮ることができました。メスです。今季は11月7日に初めて見たのを皮切りに、あちこちで鳴き声を聞き、遠くの枝で鳴いている姿を何度も目撃しましたが、近くで撮ることができないままでした。それが早朝、目の前の枝で見つけたのでビックリ! 慌てて撮りました。1分間ほどほとんど動かずに撮らせてくれました。そして、人家と人家の間を縫って飛び去っていきました。
 今回はお腹ばかりを撮ることになりましたが、次は美しい背中の羽が見える角度で撮りたいものです。オスもなかなかいい雰囲気の鳥なので、機会を待ちます。
 ジョウビタキは、スズメ目ヒタキ科の鳥で、体長14cm。スズメと同じくらいの大きさです。オスもメスも、それぞれの縄張りをもっています。「ヒッヒッ」「ヒンヒン」と可愛らしく鳴きます。すぐそこで鳴いているように聞こえますが、音が通るようで、思ったより遠いところにいることが多いです。10月ごろに日本にやってきて、3月から4月にかけて、チベット、中国東北部、ロシア南東部などへ帰っていきます。
 「秋になると常にやってくるヒタキ」ということからジョウビタキの名前がついたとか。「スズメ目ヒタキ科」と書きましたが、以前の野鳥図鑑では「スズメ目ツグミ科」に分類されていました。ゲノム(遺伝情報)の解析にもといて変わったようです。
 
ジョウビタキのメス

ジョウビタキのメス

ジョウビタキのメス

風に吹かれるジョウビタキ2024/03/19

 小さな公園にジョウビタキのメスがいました。きょうも北風が強め。ジョウビタキの頭の羽毛がめくれて、トサカができたようでした。ジョウビタキは風邪に吹かれたまま、枝から枝へ飛び回っていました。背中の羽も見せてくれたので、心の中でお礼をいいました。
 
風に吹かれるジョウビタキ

風に吹かれるジョウビタキ

風に吹かれるジョウビタキ