春点描 オオイヌノフグリ2012/02/24

 南向き斜面では、オオイヌノフグリがいっせいに咲きました。コバルトブルーのかわいい花です。秋に芽が出て、夏の前に枯れます。花は一日で終わってしまうそうです。新しい花が毎日咲くから、長い間咲いているように見えるんですね。
 花のかわいらしさと名前とがマッチしません。果実が犬の陰嚢に似ていることからこの名前がつきました。
 オオイヌノフグリは、西アジア原産の帰化植物です。1880年ごろ東京で発見され、どんどん広がっていき、いまでは早春を代表する植物になってしまいました。
 オオイヌノフグリよりちょっと早めに咲く日本の在来種に、イヌノフグリがあります。オオイヌノフグリに席巻されれ、イヌノフグリを見つけるのはかなり困難になっています。隣り合わせて咲いていることはないようです。オオイヌノフグリがコバルトブルーの花(径8~10ミリ)をつけるのに対して、イヌノフグリは淡いピンクの花(径約4ミリ)をつけます。
 
オオイヌノフグリ

オオイヌノフグリ

オオイヌノフグリ

水浴びするハクセキレイ2012/02/24

 黒目川でハクセキレイが楽しそうに水浴びをしていました。頭から水に浸かっていくので、バシャバシャやっているときの写真は、なにがなんだかさっぱりわかりません。鳥の形がわかるものを選びました。水浴びのときは警戒心が強いので、そっと撮らないといけません。
 気温が緩んできたためか、ヒヨドリやムクドリもあちこちで水浴びをしています。遠くから見つけて急いで行くのですが、着いたときには終わっています。
 
水浴びするハクセキレイ

水浴びするハクセキレイ

水浴びするハクセキレイ