ヒメオドリコソウも南向きの斜面に咲いていました。まだ小さく、形も不完全です。ホトケノザによく似た花を咲かせますが、葉の先が尖っているので簡単に区別できます。
花期は3月から5月。人里ではごくふつうに見ることができます。背丈は10センチから25センチ。ヨーロッパ原産の帰化植物です。明治時代に日本に入ってきたようです。
日本の古来種であるオドリコソウもほぼ同じ時期に咲きますが、こちらの背丈は30センチから50センチと大きいです。花の付き方もちょっと違います。オドリコソウの方が気品を感じますが、東久留米市内では「野草園」でしか見たことがありません。
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