東久留米にアオバトがいた! ― 2013/01/04
黒目川でアオバトを見られるとは思いませんでした。私としては初めて見る鳥です。春から縁起がいいかもしれません。
黒目川遊歩道を歩いていると、前方から小さな鳥が群で飛んできました。カワラヒワだろうか。頭上にさしかかったところでメジロだとわかりました。そのまま振り返って、メジロが飛んでいく方向に目をやると、あれっ、見慣れない鳥がいるではありませんか。桜の木のてっぺんに3羽。大きさも形もハトそのもので、色は黄緑で背中に茶色が入っています。これがあのアオバトなのか。
1枚目の写真は、振り返って見たときの感じです。枝ばかりで、どうやったら撮れるのか、ちょっとばかり困りました。下から見上げるので、お腹ばかり撮れてしまいそうです。
2枚目、3枚目は、周りを動き回って枝被りしない場所を探して撮りました。
アオバトは、ぱっと飛び立って、そのまま遠くに消えてしまいました。時間にしてほんの2分ほど。メジロが飛んで来なかったら、まったく気づきませんでした。メジロには感謝、感謝です。いい写真ではありませんが、東久留米で撮った証拠は残りました。
アオバトは、体長33センチ。日本およびベトナム、中国東南部に棲息しています。限られた地域にいる鳥のようです。
学研の『日本の野鳥』によれば、林の中で「アーオー、アーオー」と鳴くのだそうです。「どんぐりなどを好んで食べる。秋が近くなると、海岸の海水を飲みにいく習性があり、このとき以外は林から離れない」とあります。
山渓の『ハンディ図鑑日本の野鳥』にも、「森林性の鳥で、開けた場所に出ることは少ないが、初夏から秋には塩分をとるために海岸に出て海水を飲む」とあります。
ということは、市街地に出てくることは珍しいのかもしれません。移動の途中だった可能性もあります。
神奈川県大磯町の照ヶ崎海岸のアオバトは有名です。20~30キロも離れた丹沢方面から海水を飲みにやってくることがわかっています。大磯町の関連HPには、「5月初旬から10月ごろまで続き、7月から8月にかけてピークを迎えます」「一度に見られた最大の群れは2002年10月5日の500羽以上、朝6時から10時までの観察だけで飛来総数が3000羽を超えたこともあり、日本最大級のアオバト飛来地ではないかと思われます」などの記述があります。
1994年に発行された『東久留米の野鳥』というガイドブックには、アオバトは紹介されていません。
黒目川遊歩道を歩いていると、前方から小さな鳥が群で飛んできました。カワラヒワだろうか。頭上にさしかかったところでメジロだとわかりました。そのまま振り返って、メジロが飛んでいく方向に目をやると、あれっ、見慣れない鳥がいるではありませんか。桜の木のてっぺんに3羽。大きさも形もハトそのもので、色は黄緑で背中に茶色が入っています。これがあのアオバトなのか。
1枚目の写真は、振り返って見たときの感じです。枝ばかりで、どうやったら撮れるのか、ちょっとばかり困りました。下から見上げるので、お腹ばかり撮れてしまいそうです。
2枚目、3枚目は、周りを動き回って枝被りしない場所を探して撮りました。
アオバトは、ぱっと飛び立って、そのまま遠くに消えてしまいました。時間にしてほんの2分ほど。メジロが飛んで来なかったら、まったく気づきませんでした。メジロには感謝、感謝です。いい写真ではありませんが、東久留米で撮った証拠は残りました。
アオバトは、体長33センチ。日本およびベトナム、中国東南部に棲息しています。限られた地域にいる鳥のようです。
学研の『日本の野鳥』によれば、林の中で「アーオー、アーオー」と鳴くのだそうです。「どんぐりなどを好んで食べる。秋が近くなると、海岸の海水を飲みにいく習性があり、このとき以外は林から離れない」とあります。
山渓の『ハンディ図鑑日本の野鳥』にも、「森林性の鳥で、開けた場所に出ることは少ないが、初夏から秋には塩分をとるために海岸に出て海水を飲む」とあります。
ということは、市街地に出てくることは珍しいのかもしれません。移動の途中だった可能性もあります。
神奈川県大磯町の照ヶ崎海岸のアオバトは有名です。20~30キロも離れた丹沢方面から海水を飲みにやってくることがわかっています。大磯町の関連HPには、「5月初旬から10月ごろまで続き、7月から8月にかけてピークを迎えます」「一度に見られた最大の群れは2002年10月5日の500羽以上、朝6時から10時までの観察だけで飛来総数が3000羽を超えたこともあり、日本最大級のアオバト飛来地ではないかと思われます」などの記述があります。
1994年に発行された『東久留米の野鳥』というガイドブックには、アオバトは紹介されていません。
カワウの雄姿 ― 2012/12/31
今年最後のアップです。来年もよろしくお願いいたします。
先日、「カワウの正面顔 思わず吹き出す」なんていう写真を紹介したので、カワウに借りを返してから新年を迎えたいと思います。飛び立ちの雄姿をご覧あれ。
カワウはまず、羽を広げてから飛び出します。コサギのように長い足を持っていないので、蹴り出す力はあまりないようです。なので、まず羽を広げるのでしょう。その羽をたたきつけるようにして初速を確保し、低い角度で飛び上がります。初速はコサギほどではないと思いますが、一気にスピードを増すので、あっという間にファインダーから消えてしまいます。
下の4枚は連続写真ではありません。首を一直線に伸ばして飛んでいる姿は、なかなかのものです。
先日、「カワウの正面顔 思わず吹き出す」なんていう写真を紹介したので、カワウに借りを返してから新年を迎えたいと思います。飛び立ちの雄姿をご覧あれ。
カワウはまず、羽を広げてから飛び出します。コサギのように長い足を持っていないので、蹴り出す力はあまりないようです。なので、まず羽を広げるのでしょう。その羽をたたきつけるようにして初速を確保し、低い角度で飛び上がります。初速はコサギほどではないと思いますが、一気にスピードを増すので、あっという間にファインダーから消えてしまいます。
下の4枚は連続写真ではありません。首を一直線に伸ばして飛んでいる姿は、なかなかのものです。
アオサギとダイサギが覗きっこ ― 2012/12/22
残照とカルガモ ― 2012/11/28
日没後、空の夕日を受けて川面が光っていました。オレンジに近い色でした。持っていたカメラは、ファインダーのない、背面の液晶モニタで画像確認する小さなコンパクトカメラ。「手持ち夜間撮影」という機能があったので、これを使ってみました。数枚の写真を撮ってそれを合成し、1枚の写真として仕上げる機能です。これを1枚写真と呼ぶのか合成写真と呼ぶのか、なかなか難問ではあります。
このブログで気が向いたら紹介することがあるペンタックスのOptioではありません。NIKON COOLPIX S9300です。「35mm判換算25-450 mm相当」というレンズなので、夜間撮影にもかかわらず450mm相当で撮りました。ISO感度は自動的に1250から1600になっていました。
ぶれないように橋の手すりにカメラを置き、ゆっくりシャッターを切りました。暗い中、コンパクトカメラでよく撮れたと見るべきか、この程度と見るべきか、判断に迷います。撮ったコマを見ると、1枚1枚すべて色が違っていました。グリーンに見える光は蛍光灯です。
このブログで気が向いたら紹介することがあるペンタックスのOptioではありません。NIKON COOLPIX S9300です。「35mm判換算25-450 mm相当」というレンズなので、夜間撮影にもかかわらず450mm相当で撮りました。ISO感度は自動的に1250から1600になっていました。
ぶれないように橋の手すりにカメラを置き、ゆっくりシャッターを切りました。暗い中、コンパクトカメラでよく撮れたと見るべきか、この程度と見るべきか、判断に迷います。撮ったコマを見ると、1枚1枚すべて色が違っていました。グリーンに見える光は蛍光灯です。
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