鳥が減ってしまった黒目川。４羽いたカワセミの姿も消えてしまいました。桑の木をすべて伐ってしまったからでしょうか。目立つ鳥といえば、コサギくらい。困ったなあと思いながら遊歩道を歩いていました。ふと振り返って木のてっぺんを見ると、あらら、アオサギがとまっています。何カ月ぶりでしょうか。
　冬場にいたアオサギは、まだ若くて羽も整っていませんでした。しかし、今見るアオサギは羽がしっかりできあがっています。一人前の成鳥です。青空によく映えます。他の場所からやってきたようです。居着いてくれるとありがたい。
　発見してから５分ほど経過したころ、アオサギが急にきょろきょろし始めました。飛ぶかもしれません。その前に望遠を最大にしてなるべくアップを撮ることにしました。ところが、これが失敗でした。飛ばれてしまったんです。羽を広げると一気に強大化するので、羽が半分しか入りませんでした。もう少し引いていれば、全体が入った写真が撮れたのに。後悔先に立たずです。