群生するホソバオオアマナ2013/04/30

 良く晴れた4月29日の朝、あの花が咲いているのではないかと思って、近くの空き地に行ってみました。曇っていると花が開かないので、晴天を選びました。予想どおり、その花が群生していました。ホソバオオアマナです。木が生えているので、光にムラがあります。コンパクトカメラで撮ったのですが、うまくいきませんでした。翌朝(30日)、再び訪れてみると、すでに刈り取られていました。なので、写真としては気に入りませんが、群生ぶりを見ていただきたいと思います。
 ホソバオオアマナは、ユリ科オオアナマ属の植物です。オーニソガラムという園芸種として知られています。ネットで調べてみると、ヨーロッパ、西アジア、アフリカあたりに咲いているようです。球根で増えるのですが、これが野生化して市内のあちこちに咲いています。帰化植物になってしまったのかもしれません。新宿御苑にも咲いています。
 数年前、南沢の遊水池でこの花を初めて見たときは、貴重種と勘違いしたものでした。しかし、花の肉が厚く、見るからに派手だったので、日本の植物ではないのではないかと思いはじめ調べてみたのが、この花を知るきっかけでした。
 よく似た植物にオオアナマというのがあります。2つを比較したことがないので、写真の花がオオアナマの可能性もあります。アルゼンチン原産の帰化植物、ハナニラにも似ていますが、ハナニラの方が花が小さく、肉も薄いので区別できます。
 
ホソバオオアマナ

ホソバオオアマナ

ホソバオオアマナ

ホソバオオアマナ

見上げたらシメがいた!2013/04/30

 埼玉県で撮ったシメです。雑木林を歩いていて、木を見上げたらいました。何という名前の木でしょうか、実のようなものがついています。シメはこれを食べたいのでしょうか。数回シャッターを切ったら飛んでいってしまいました。食べるところを見たかったのに。
 シメは東久留米でも見られる鳥ですが、数は多くありません。図鑑には、本州中部以北で繁殖するほか、冬鳥として全国に渡来する、と書いてあります。ということは、渡りの冬鳥だったり留鳥だったりするというわけです。体長は19センチ。ムクドリ(24センチ)より小さいけれどメタボな感じだと思っていただければいいかもしれません。茶色系のシックな鳥ですが、今回は見上げて撮ったため、色が出ませんでした。
 
シメ

シメ

シメ