ヤブミョウガ(藪茗荷)2011/07/14

 昨年の今ごろ、自宅近くの雑木林で見つけた植物です。といっても、珍しいものでもなく、私が存在を初めて認識しただけのことです。ずっと以前からあったはずです。なかなか名前がわからなかったのですが、ヤブミョウガと判明。ことしも写真を撮りました。
 ヤブミョウガは関東地方以西に生育する多年草です。沖縄にもあります。日当たりのよくないところに生える、と図鑑に書いてあります。葉の形がミョウガに似ているのでこの名前がついたそうです。背丈は、1メートル近いものがあります。
 花は、写真のように白いのですが、果実は黒紫色になります。
 ちなみに、ヤブミョウガはツユクサ科、ミョウガはショウガ科です。
 
ヤブミョウガ

ヤブミョウガ

ヤブミョウガ

ヤブミョウガ

キジバトの水浴び2011/07/14

 暑い中、仕事ばかりをしていると、水浴びする鳥たちがうらやましくなります。
 黒目川遊歩道を自転車で駅まで急いでいたとき、キジバトが水浴びの態勢になっている姿が目に入りました。少しばかり通り越して自転車を降り、静かに戻ってカメラを構えました。あまりこちらを気にしていないようです。大らかでなによりです。ただ、向きがいけません。こちらにお尻を向けています。これでは写真にならないじゃないか! あらら、そのまま水浴びを始めてしまいました。がっくり。
 こんなことを3度ばかり繰り返したあとで、横向きになってくれました。気が利くねえ。羽をふくらましているので、まだ浴びたいようです。
 そこに、年配の女性が通りかかりました。写真を撮っていると、きまって誰かが立ち止まります。ここで話しかけられたら写真が撮れません。しかし、話しかけられてしまいました。「あらぁ、かわいいですねえ」と。返事をしないのは失礼になるので、ファインダーを覗きながら「ホントですねえ。すぐに水浴びしますから見ていてください」とオーバーに返事をしました。そのとき、キジバトは横向きで水浴びをしてくれました。もちろんシャッターを切りました。「あら涼しそう」という女性の声とともに、キジバトは向きを変え、飛び去っていきました。女性も、「では」といって歩き始めました。取り残された私は、バッグにカメラとレンズをしまいました。
 
キジバトの水浴び

キジバトの水浴び

キジバトの水浴び

キジバトの水浴び