エサをねだるツバメのヒナ(5)2011/07/31

 落合川遊歩道で撮ったツバメ写真の最終目。
 電線にとまっていたヒナが伸びをしました。すると、尻尾(燕尾)の白斑がよく見えました。格好は一人前です。
 奈良時代から「つばくらめ」「つばびらく」「つばめ」の名で知られていた、と『鳥名の由来辞典』にあります。「つば」は泣き声、「くら」は小鳥、「め」は鳥を示す接尾語とするのが穏当であろう、としています。『野鳥の名前』という図鑑では、「つばくらめ」の「つばくら」は、鳴き声からきたもので、「め」は「群れ」だそうです。土を集めて巣をつくるので、「土喰黒女」から転じたという説もあるそうです。ちなみに、『大言海』は「つばくら」を鳴き声だとし、柳田国男の『野鳥雑記』は「くら」を小鳥の総称としています。
 『日本の野鳥509』には、こんなききなしが紹介されています。「土食って虫食ってしぶーい」
 
ツバメのヒナ

ツバメのヒナ

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