夕日に染まるトンボ2012/08/24

 こんな題名だと、いかにも飛んでいるトンボを撮ったかのようですね。撮りたいのはやまやまですが、残念ながら綱にとまっているトンボです。
 8月13日に紹介した「トンボの翅に夕日が落ちる」は、まだ周辺の緑に光が当たっていました。今回は、さらに太陽の位置が低くなってから撮ったので、オレンジがいっそう引き立ち、周辺は真っ黒になりました。
 1枚目の写真は、トンボの頭と胴体がつぶれないように露出を調整して撮ったもの。
 2枚目の写真は、軽くストロボを発光させて撮りました。
 ずいぶん印象が違います。
 ストロボを使わない方が雰囲気が出ますね。胴体や足に生えている細い毛が光り、夕日の強さも伝わるのではないかと思います。ストロボを使った方は、説明的な写真になってしまいました。夕日の強さも減退しています。ストロボ写真は難しい。
 3枚目の写真は、ストロボを使わず、トンボの下から撮りました。
 
夕日に染まるトンボ

夕日に染まるトンボ

夕日に染まるトンボ

コメント

_ ももごろう ― 2012/08/24 21:29

夕日にトンボという組み合わせはなにゆえこんなに郷愁を誘うんでしょうね。どの写真も素晴らしいですが、ストロボなしの方は適度にボケて全部見えないせいか叙情が増しますね。

2枚目は、いま目の前にいるトンボ、1枚目と3枚目は記憶の中のトンボって感じがします。

_ ももごろう様 ― 2012/08/24 23:38

そういっていただくと、とってもうれしいです。
「記憶の中のトンボ」。これいい言葉ですね。
「赤とんぼ」の歌がしみついているからでしょうか。
夕日とトンボには郷愁がありますね。
日が落ちるころ、黒目川に飛ぶトンボたちの翅が輝きます。
それを風景として撮りたいのですが、紹介できる写真になりません。
もし撮れたら紹介してみます。でも、可能性は低いだろうと思いますが。

_ farwater ― 2012/08/25 19:26

こんばんは^^
太陽の位置が低くなると、こんなにも違って写るものなのですね。勉強になりました。私は前回の写真の方が繊細さを感じて好きだなーと思いましたが、見ているうちに、トンボ全体を染める夕日もまさに『郷愁』を誘う感じがしていいなーと感じるようになりました。
撮影の説明をお聞きすると、なるほど~と、うなずけましたが、私は1番が好きかな・・・^^。

_ farwater様 ― 2012/08/25 23:07

こんばんは。コメント、ありがとうございます。
前回の緑を背景にした写真と、
今回の黒を背景にした写真とでは、
ずいぶん印象が違いいます。
写真を撮る上では、前回の方が難しかったです。
今回はバックが落ちることがわかっていた分、楽でした。
郷愁を感じていただいて、うれしいです。
私も1枚目が好きです。

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