バンの幼鳥現る2010/10/25

 東久留米市にバンの幼鳥の現れました。23日に発見した人の話を聞いて、さっそく行ってみました。いました、いました。ミズソバやダデ(アカマンマ)の花をつついています。カモたちにからかわれているようで、ちょっとおどかされると、ひょいと飛んで、あっちへうろうろ、こっちへうろうろ。実にちょこまか動きます。警戒心が強いようです。早朝でしかも曇りだったので、ブレた写真を量産してしまいました。
 バンの成鳥は、体が黒くなり、嘴が真っ赤になります。嘴の先端は黄色です。足の色は、あまりかわらないようです。
 この幼鳥はどこからきたのでしょうか。東日本では、バンは夏鳥です。秋に幼鳥がどうしてきたのでしょう。北から南に移動しているところで親とはぐれたのでしょうか。
 バンは、ツル目クイナ科の鳥。同じ仲間にヒクイナがいますが、昨年1月末から3月まで、このヒクイナが市内で越冬したことが話題になりました。バンの幼鳥は、ヒクイナから赤味をとったような感じです。
 上の3枚がバンの幼鳥。3枚目は、お尻がかわいいので載せました。いちばん下の4枚目が越冬したヒクイナです。

バンの幼鳥

バンの幼鳥

バンの幼鳥

ヒクイナ