とぼけたカワウ2011/02/27

 急降下するカワウの写真に続いて、すっとぼけたカワウの顔を。
 鳥というのは、正面からみると、どこか間が抜けて見えます。カワウはその典型で、なんとも締まりがありません。
 「写真上」は、少しばかり羽を広げているばっかりに、ペンギンみたいに見えます。緑色の目が寄っているので、何を考えているんだろうと思ってしまいますね。
 「写真中」は、ちょっと角度をつけて撮ったもの。まあまあ、それなりです。「写真下」は、いかにもカワウらしい顔です。川に潜っているうちに水草が身体にくっついてしまいました。
 「写真上」と「写真下」の落差がおもしろい。

カワウ

カワウ

カワウ

再び梅にメジロ2011/02/27

 自宅近くで梅の花が咲いているので、コンパクトカメラを持ち出してメジロの写真を撮ってみました。20羽近くいたでしょうか。先客がいらして、一眼レフで撮っています。なんでも、一度通りかかったことがあるとかで、そのときにメジロを見たそうです。「だから、きょうは、カメラを持って来たんです。こんなにたくさんのメジロを見たのは初めて」と話していました。
 こちらは、望遠がきくとはいえ、コンパクト。ピントを合わせている最中に動かれてしまうので、難儀しました。スズメはちょこまか動きませんが、メジロはすぐに隣の枝へ移動してしまいます。身軽なんですね。嘴を花粉だらけにしています。

梅にメジロ

梅にメジロ

たまにはヒヨドリも2011/02/27

 ヒヨドリは、どこにでもいて、色も灰褐色と地味なので、あまり写真に撮ってもらえない鳥です。川面を背景に木の枝にとまっているヒヨドリがいたので、撮ってみました。日影だったので青味の強い写真になりました。
 ヒヨドリは、漂鳥または留鳥です。東久留米には1年中いるので、留鳥といえるでしょう。冬場は数が増えるので、国内を移動してくるヒヨドリが加わるようです。冬場は留鳥と漂鳥とが混じっているのではないかと思います。津軽海峡を渡るヒヨドリの群れは有名ですが、写真でしか見たことがありません。ムービーでもいいので、一度見てみたいと思っています。
 この鳥は、平安時代から「ひえどり」とよばれていたそうです。室町時代から「ひよどり」とよばれるようになったとか。稗は食べないので、鳴き声から「ひえどり」となり、それが転じて「ひよどり」になったみたいですね。
 ヒヨドリは、フライングキャッチの名手で、公園などで人がお菓子を空に放り投げると、空中でくわえてしまいます。何度もやっていると、ヒヨドリの数がだんだん増えてきて、争ってキャッチします。餌付けになるのであまりやらない方がいいと思いますが、身のこなしが軽い鳥です。

ヒヨドリ

ヒヨドリ