スズメの若様2011/11/16

 スズメの群を紹介したので、こんどは1羽ずつ。いずれも、この夏に生まれた若様のようです。
 スズメは茶色いので、枯葉といっしょに撮ると目立ちません。川に突き出た枝にとまってくれれば、こっちのもの。わかりやすい写真になります。ただし、滞在時間が短いので急いでシャッターを切らなければなりません。
 
スズメの若様

スズメの若様

スズメの若様

スズメの若様

伸びをするヒドリガモ2011/11/16

 カモが伸びをしてくれると、羽の奥がよく見えます。ヒドリガモの羽も、なかなか美しい。
 落合川にやって来たヒドリガモは、例年より数が少ない。昨年までは30羽を超えていたましたが、今年は20羽にもなりません。いつもより数百メートル上流にいます。浅くて水草が豊富なので、居心地がいいのかもしれません。
 ヒドリガモに混じってオナガガモが数羽います。これは例年のこと。落合川には数十羽のオナガガモが毎年来るのですが、ことしはまだ来ません。強い北風が吹けば来るのでしょうか。
 
伸びをするヒドリガモ

伸びをするヒドリガモ

着水するヒドリガモ2011/11/17

 ヒドリガモの写真を撮っていたところ、カモたちが急に騒がしくなりました。対岸を見ると、犬を連れた女性がパンをまいています。それをめがけてカモたちが遠くから飛んできます。
 餌やりの是非は、いわずもがな。群がってパンを食べているところを撮る気はありません。飛んでくるカモをねらうことにしました。着水するところが撮れるかどうか。
 写真は、いずれもヒドリガモのメスです。「写真上」と「写真下」を見ると、いかにも連続しているように見えますが、まったく別のシーンです。カモは首と足を前に突き出して降りてきます。水かかきから着水してスピードを殺すのでしょう。水しぶきをあげて止まります。
 
着水するヒドリガモ

着水するヒドリガモ

カルガモのシンクロ2011/11/17

 カルガモは、シンクロナイズドスイミングが得意です。頭から水に突っ込んでいき、水中で一回転します。足が水面に出ると同時に水しぶきをあげ、顔が水面から出たところで顔をぶるぶるさせて、水を切ります。ひっくり返った姿を見ると、なんとも間が抜けていて笑ってしまいます。
 どういうわけか、冬場に多い動きです。寒くてよく晴れた日にやるのですが、写真を撮ったときは早朝の曇りでした。6羽の群のうち1羽だけがシンクロを繰り返し、15回はでんぐりがえったはずです。
 シンクロをするカモはカルガモしか知りません。どんなカモでも顔を水に沈めます。オナガガモやヒドリガモは、水中で逆立ちします。しかし、一回転するところは見ていません。
 
カルガモのシンクロ

カルガモのシンクロ

カルガモのシンクロ

オナガ2011/11/18

 曇り空をオナガの群が移動していきました。黒目川対岸の松の木にたくさんとまっています。自転車を走らせて、松の木下へ。オナガは警戒心が強く、群れているのに姿を見せません。ギューイ、ギューイという鳴き声ばかりが響いています。
 それでもこちらが静かにしていると、体半分ほどを見せてくれます。1羽が枝にとまると、別の鳥がやってきます。そこを写真にしたのですが、曇り空だったため、背景が白くなってしまいました。青空だったらなあ、とうらめしい。
 
オナガ

コサギの化粧2011/11/18

 コサギが羽を繕い始めると、なかなか終わりません。満腹のときにやるのではないかと思います。平気で1時間は続きます。先日は、2時間近くやっていました。
 もっとも、魚をねらうついでに、ちょこちょこと羽を繕うときもありますが、こういうときは短時間です。
 「写真上」のように首を背中向けて、嘴を櫛のように動かしているときは、化粧をしているように見えます。「写真下」は、羽を広げて下から繕っています。そのときの目が印象的なので、ついつい写真に撮ってしまいます。
 
コサギの化粧

コサギの化粧

カルガモ 羽の輪郭2011/11/19

 羽の手入れをするカルガモを見ていたら、面白い格好をしてくれました。体全体に力が入ったのでしょうか、尻尾の羽の線がきれに出ました。白い輪郭が印象的です。こうした細長い姿を写真にしたことがなかったので、目が光ったときをねらってシャッターを切りました。羽を繕っているときのカルガモは目をつぶることが多いので、目の動きには注意をはらいます。
 
カルガモ 羽の輪郭

魚をとったぞお!2011/11/19

 長い間川面をみつめていたコサギが突然、走りました。羽を広げ、顔を水に突っ込んだと思ったら、魚をくわえていました。なかなかやるわい。
 魚をとったあとは後ろを向いてしまうことが多いのですが、今回はこちらに近づいてきます。ありがたい。そう思うと変に緊張して撮影に失敗するのが私の特徴。かなりの枚数がピンボケになっていました。いつものことながら、悔いが残ります。
 
魚をとったぞお!

魚をとったぞお!

魚をとったぞお!