オナガ2011/11/18

 曇り空をオナガの群が移動していきました。黒目川対岸の松の木にたくさんとまっています。自転車を走らせて、松の木下へ。オナガは警戒心が強く、群れているのに姿を見せません。ギューイ、ギューイという鳴き声ばかりが響いています。
 それでもこちらが静かにしていると、体半分ほどを見せてくれます。1羽が枝にとまると、別の鳥がやってきます。そこを写真にしたのですが、曇り空だったため、背景が白くなってしまいました。青空だったらなあ、とうらめしい。
 
オナガ

カルガモのシンクロ2011/11/17

 カルガモは、シンクロナイズドスイミングが得意です。頭から水に突っ込んでいき、水中で一回転します。足が水面に出ると同時に水しぶきをあげ、顔が水面から出たところで顔をぶるぶるさせて、水を切ります。ひっくり返った姿を見ると、なんとも間が抜けていて笑ってしまいます。
 どういうわけか、冬場に多い動きです。寒くてよく晴れた日にやるのですが、写真を撮ったときは早朝の曇りでした。6羽の群のうち1羽だけがシンクロを繰り返し、15回はでんぐりがえったはずです。
 シンクロをするカモはカルガモしか知りません。どんなカモでも顔を水に沈めます。オナガガモやヒドリガモは、水中で逆立ちします。しかし、一回転するところは見ていません。
 
カルガモのシンクロ

カルガモのシンクロ

カルガモのシンクロ

着水するヒドリガモ2011/11/17

 ヒドリガモの写真を撮っていたところ、カモたちが急に騒がしくなりました。対岸を見ると、犬を連れた女性がパンをまいています。それをめがけてカモたちが遠くから飛んできます。
 餌やりの是非は、いわずもがな。群がってパンを食べているところを撮る気はありません。飛んでくるカモをねらうことにしました。着水するところが撮れるかどうか。
 写真は、いずれもヒドリガモのメスです。「写真上」と「写真下」を見ると、いかにも連続しているように見えますが、まったく別のシーンです。カモは首と足を前に突き出して降りてきます。水かかきから着水してスピードを殺すのでしょう。水しぶきをあげて止まります。
 
着水するヒドリガモ

着水するヒドリガモ

伸びをするヒドリガモ2011/11/16

 カモが伸びをしてくれると、羽の奥がよく見えます。ヒドリガモの羽も、なかなか美しい。
 落合川にやって来たヒドリガモは、例年より数が少ない。昨年までは30羽を超えていたましたが、今年は20羽にもなりません。いつもより数百メートル上流にいます。浅くて水草が豊富なので、居心地がいいのかもしれません。
 ヒドリガモに混じってオナガガモが数羽います。これは例年のこと。落合川には数十羽のオナガガモが毎年来るのですが、ことしはまだ来ません。強い北風が吹けば来るのでしょうか。
 
伸びをするヒドリガモ

伸びをするヒドリガモ

スズメの若様2011/11/16

 スズメの群を紹介したので、こんどは1羽ずつ。いずれも、この夏に生まれた若様のようです。
 スズメは茶色いので、枯葉といっしょに撮ると目立ちません。川に突き出た枝にとまってくれれば、こっちのもの。わかりやすい写真になります。ただし、滞在時間が短いので急いでシャッターを切らなければなりません。
 
スズメの若様

スズメの若様

スズメの若様

スズメの若様

スズメたち2011/11/15

 スズメタチは、人が近づくと逃げてしまうので、やって来そうな所で待つことにしました。対岸の木に群れています。こちらの岸に来てくれれば文句なし。まず1羽が、飛んで来ました。茂みに隠れて見えません。体を動かさないようにしていると、また1羽がやって来ました。この調子なら、群全体が飛び移ってくるかもしれません。
 3羽目がつづき、4羽、5羽、6羽…。こちらから見えるところにもとまり始めました。静かにカメラを構えて撮ったのが、下の写真です。飛んでいるスズメは、仲間のところに寄ってきたところです。
 
スズメたち

スズメたち

闇夜のコサギ2011/11/15

 コサギの白に露出を合わせて撮りました。午後2時すぎの写真です。なので、「闇夜」というのは事実ではありません。水面に当たる光が弱かったので、周辺が黒く落ちました。コサギの白は、若干灰色っぽくなっています。白の中のディテールを出そうと思ったからなのですが、もう一つ迫力がありませんね。
 この撮り方は、白い鳥だからできること。昼間、カラスも背景も黒く撮ることはできるでしょうか。闇夜のカラスは黒いだけなので、やるまでもないですね。
 
闇夜のコサギ

闇夜のコサギ

飛ぶコサギ2011/11/14

 写真のコサギは、斜め上に飛び立ってから、水平飛行にはいったところです。足が上がりきっていません。羽の位置が水平だったので、うまく収まりました。背景が流れているのは、流し撮りをしたためです。
コサギの高さからいって、遠くまで飛ぶつもりはないようです。シャッターを切ってから行方を追ってみると、50メートルほど先で降りてしまいました。ちょっと飛んでみた、といったところでしょうか。
 

飛ぶコサギ