赤い枝に緑のインコ ― 2025/01/14
夕陽が木々を赤く染めたころ、甲高い鳴き声が響きわたりました。ギャーギャーというのかなんというのか、やたらに大きな声です。赤く染まった高い木の枝にとまっていました。ワカケホンセイインコです。わりと高い枝がお好みのようです。
日本鳥類保護連盟のホームページには、こんな解説がのっています。
「ワカケホンセイインコ(Psittacula krameri manillensis)は、ホンセイインコ(Psittacula krameri )の亜種で、本来インド南部やスリランカに生息している緑色の鳥です。原産地では、主に低地の半砂漠から二次的な明るいジャングルにかけて生息していますが、標高1,600mのような標高の高い場所にも分布しているようです」
「日本には飼い鳥として持ち込まれたものが逃げ出したりして、1960年代に入ってから関東地方などで野生化し始めたと考えられています。今まで関東のほかにも名古屋や大阪、新潟等でも記録があります」
黒目川周辺でよく見かける場所は決まっていて、たいがい高い木がある場所です。一定の行動パターンがあるのかもしれません。
日本鳥類保護連盟のホームページには、こんな解説がのっています。
「ワカケホンセイインコ(Psittacula krameri manillensis)は、ホンセイインコ(Psittacula krameri )の亜種で、本来インド南部やスリランカに生息している緑色の鳥です。原産地では、主に低地の半砂漠から二次的な明るいジャングルにかけて生息していますが、標高1,600mのような標高の高い場所にも分布しているようです」
「日本には飼い鳥として持ち込まれたものが逃げ出したりして、1960年代に入ってから関東地方などで野生化し始めたと考えられています。今まで関東のほかにも名古屋や大阪、新潟等でも記録があります」
黒目川周辺でよく見かける場所は決まっていて、たいがい高い木がある場所です。一定の行動パターンがあるのかもしれません。
新芽を食べるワカケホンセイインコ ― 2024/04/06
桜の花を食べるワカケホンセイインコ ― 2023/04/05
桜の花が散って、さびしくなった桜の枝にワカケホンセイインコがとまっていました。数羽の集団でいることがおおいのですが、このときは1羽だけでした。静かにとまっていたので休憩中かと思いながら、数枚写真を撮りました。
移動しようと思ったとき、鳥が動きました。わずかに残っている花に嘴を当てて、根元から切り始めました。そして、食べています。切り離されて落花する花もあります。この鳥は雑食だと思いますが、桜の花まで食べるとは。スズメが食べている姿はかわいいのですが、ワカケホンセイインコだとちょっと趣がありません。桜に似合う鳥ではありませんね。
3月22日のブログで、「コブシの花をむしゃむしゃと ワカケホンセイインコ」というのを紹介しています。リンクを張りましたので、こちらもご覧ください。
移動しようと思ったとき、鳥が動きました。わずかに残っている花に嘴を当てて、根元から切り始めました。そして、食べています。切り離されて落花する花もあります。この鳥は雑食だと思いますが、桜の花まで食べるとは。スズメが食べている姿はかわいいのですが、ワカケホンセイインコだとちょっと趣がありません。桜に似合う鳥ではありませんね。
3月22日のブログで、「コブシの花をむしゃむしゃと ワカケホンセイインコ」というのを紹介しています。リンクを張りましたので、こちらもご覧ください。
コブシの花をむしゃむしゃと ワカケホンセイインコ ― 2023/03/22
ワカケホンセイインコというのは、なんでも食べてしまうのでしょうか。コブシの花をむしゃむしゃと食べていました。ヒヨドリもコブシの花を食べますが、花びらをちぎって食べます。ワカケホンセイインコは、花の根元から切り取って食べてします。豪快といえば豪快ですが…。撮影したのは東久留米市に隣接する清瀬市です。
ワカケホンセイインコは、インドやスリランカに生息する鳥です。人為的に日本に持ち込まれ、野生化しました。自力で日本にやってきたわけではないので、野鳥とはいってもらえません。篭脱け鳥といわれます。ワカケホンセイインコの責任ではもちろんありません。かなり繁殖しているようで、黒目川周辺でも毎日のように見ます。
ワカケホンセイインコは、インドやスリランカに生息する鳥です。人為的に日本に持ち込まれ、野生化しました。自力で日本にやってきたわけではないので、野鳥とはいってもらえません。篭脱け鳥といわれます。ワカケホンセイインコの責任ではもちろんありません。かなり繁殖しているようで、黒目川周辺でも毎日のように見ます。
柿の蔕(へた)を食べるワカケホンセイインコ ― 2023/01/29
すっかり実が食べつくされた柿の木にワカケホンセイインコがいました。近くで見ると、大きいです。柿の蔕(へた)についた実を食べています。太く鋭い嘴で蔕をもぎ取り、蔕ごと食べているように見えました。この嘴でかまれたら痛いでしょうねえ。
「ワカケ」というくらいですから、首輪のような黒っぽい輪が特徴です。「キー」とか「ギャー」とか「ギュー」とか、とにかく大きな声で鳴くので、すぐにわかります。空からこの声が聞こえたら、ワカケホンセイインコが飛んでいます。
国立環境研究所のホームページによると、「全長約40cm.尾が長く,全身黄緑色で,雌雄ともに目の周囲にオレンジ色の縁どりがある.嘴は上部が赤色,下部は赤みがかった黒色.雄は喉の下から頬の下部まで黒帯が続く」とあります。インド、パキスタン、スリランカに分布する鳥です。「ペットとして輸入したものが大量に逃亡したと考えられる」といいます。
「1969年から東京都23区の西南部で野生化し,数百羽の規模で棲みついている」とも書いてありますが、この記述は古いかもしれません。というのも、最近は毎日のように見るからです。数自体は多くありませんが、毎日のように見る鳥ではありませんでした。かなり増えているのではないかと思います。
東京工業大学大岡山キャンパス(東京都目黒区)のイチョウ並木に集団の塒があったことはとは有名ですが、現在も塒になっているのかどうか、よく知りません。「カラスに迫る勢いで増え続けている」という指摘まであります。
ワカケホンセイインコが自分の力で日本までやってきて分布を広げているのなら野鳥といえますが、人為的に日本に持ち込まれて野生化した鳥なので、野鳥の概念からははずれ、「籠抜け鳥」ということになります。
「ワカケ」というくらいですから、首輪のような黒っぽい輪が特徴です。「キー」とか「ギャー」とか「ギュー」とか、とにかく大きな声で鳴くので、すぐにわかります。空からこの声が聞こえたら、ワカケホンセイインコが飛んでいます。
国立環境研究所のホームページによると、「全長約40cm.尾が長く,全身黄緑色で,雌雄ともに目の周囲にオレンジ色の縁どりがある.嘴は上部が赤色,下部は赤みがかった黒色.雄は喉の下から頬の下部まで黒帯が続く」とあります。インド、パキスタン、スリランカに分布する鳥です。「ペットとして輸入したものが大量に逃亡したと考えられる」といいます。
「1969年から東京都23区の西南部で野生化し,数百羽の規模で棲みついている」とも書いてありますが、この記述は古いかもしれません。というのも、最近は毎日のように見るからです。数自体は多くありませんが、毎日のように見る鳥ではありませんでした。かなり増えているのではないかと思います。
東京工業大学大岡山キャンパス(東京都目黒区)のイチョウ並木に集団の塒があったことはとは有名ですが、現在も塒になっているのかどうか、よく知りません。「カラスに迫る勢いで増え続けている」という指摘まであります。
ワカケホンセイインコが自分の力で日本までやってきて分布を広げているのなら野鳥といえますが、人為的に日本に持ち込まれて野生化した鳥なので、野鳥の概念からははずれ、「籠抜け鳥」ということになります。
南国の鳥と雪 ― 2012/01/25
南国の鳥が雪の枝にとまっていました。寒くないのでしょうか。
お寺さんで写真を撮らせてもらっていると、聞いたことがあるようなないような鳴き声がしました。一瞬、ツミ(小型の鷹)かと思いましたが、濁った鳴き声です。木の枝と電線に1羽ずつ、緑の鳥がいました。ワカケホンセイインコです。
ド派手な色でもおわかりのとおり、日本の鳥ではありません。1960年代末、ペットとして輸入された鳥が籠抜けして増えました。ですから、野鳥とはいいません。「籠抜け鳥」です。自分の力で日本にやってきて定着したのなら、野鳥になりますが。
この鳥を研究している方のホームページのよれば、「アフリカからアジアにかけて広く分布するセネガルホンセイインコの亜種で、インド南部スリランカ原産のオウムの仲間」です。
この鳥のねぐらとしてもっとも有名なのは、東京工業大学のイチョウ並木です。1200~1500羽ほどいるといわれているようです。東久留米に飛んでくる個体も、東工大からやってくるのではないかと思われます。それでも最近はあまり見なくなりました。ごくたまに見ても2~3羽です。2~3年前は10羽以上の集団をよく見ました。増殖はとまっているのかもしれません。
お寺さんで写真を撮らせてもらっていると、聞いたことがあるようなないような鳴き声がしました。一瞬、ツミ(小型の鷹)かと思いましたが、濁った鳴き声です。木の枝と電線に1羽ずつ、緑の鳥がいました。ワカケホンセイインコです。
ド派手な色でもおわかりのとおり、日本の鳥ではありません。1960年代末、ペットとして輸入された鳥が籠抜けして増えました。ですから、野鳥とはいいません。「籠抜け鳥」です。自分の力で日本にやってきて定着したのなら、野鳥になりますが。
この鳥を研究している方のホームページのよれば、「アフリカからアジアにかけて広く分布するセネガルホンセイインコの亜種で、インド南部スリランカ原産のオウムの仲間」です。
この鳥のねぐらとしてもっとも有名なのは、東京工業大学のイチョウ並木です。1200~1500羽ほどいるといわれているようです。東久留米に飛んでくる個体も、東工大からやってくるのではないかと思われます。それでも最近はあまり見なくなりました。ごくたまに見ても2~3羽です。2~3年前は10羽以上の集団をよく見ました。増殖はとまっているのかもしれません。
カキの実を食べるワカケホンセイインコ ― 2011/01/12
遠くから柿の実を眺めていたら、緑色のハンカチが枝にぶらさがっています。風に吹かれて飛んできたのか。ちょっと離れてもう1枚。あれれ、ハンカチが2枚も飛んでくるか? 望遠レンズでのぞいてみると、ワカケホンセイインコが2羽いるではありませんか。
急いで近くまで行きました。むしゃむしゃと柿を食べています。食欲旺盛です。初夏、桑の実を食べている姿を見ました。何でも食べるんですね。
ワカケホンセイインコを研究している学者さんがいて、ホームページには、「インド南部スリランカ原産のオウムの仲間」と紹介されています。日本にペットとして持ち込まれ、野生化したらしい。オスには、首に黒くてはっきりした輪があります。そこで「ワカケ」というのでしょう。メスは輪が薄いので目立ちません。写真に写っているのは、オスだと思います。
何枚か写真を撮って、さあ構図を考えて撮ろうと思った瞬間、ツグミ、ムクドリ、メジロ、スズメといっしょにバタバタと舞い上がり、どこかへ消えてしまいました。人が通ったわけでもなく、大きな音がしたわけでもなく、カラスや猛禽が飛んできたわけでもないのに、なぜいっせいに逃げてしまったのか。鳥は突然、こういう行動をとるので、ままなりません。
急いで近くまで行きました。むしゃむしゃと柿を食べています。食欲旺盛です。初夏、桑の実を食べている姿を見ました。何でも食べるんですね。
ワカケホンセイインコを研究している学者さんがいて、ホームページには、「インド南部スリランカ原産のオウムの仲間」と紹介されています。日本にペットとして持ち込まれ、野生化したらしい。オスには、首に黒くてはっきりした輪があります。そこで「ワカケ」というのでしょう。メスは輪が薄いので目立ちません。写真に写っているのは、オスだと思います。
何枚か写真を撮って、さあ構図を考えて撮ろうと思った瞬間、ツグミ、ムクドリ、メジロ、スズメといっしょにバタバタと舞い上がり、どこかへ消えてしまいました。人が通ったわけでもなく、大きな音がしたわけでもなく、カラスや猛禽が飛んできたわけでもないのに、なぜいっせいに逃げてしまったのか。鳥は突然、こういう行動をとるので、ままなりません。
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