羽繕い2010/08/13

 黒目川にカワセミが帰ってきたと聞いて、川のほとりでしばらく待っていました。南を流れる落合川で生まれた若鳥ではないかと思われます。親鳥を見かけた人もいて、期待がふくらみました。
 ところが、カワセミはいっこうに現れず。ずっと木の枝にいたコサギが、念入りに羽を繕っい始めました。これでも写真に撮るか。時間がたつほどにコサギは羽を広げ、繕いの念入りさが増していきます。これは面白い、と思っていたところに、右手(下流側)から「カワセミだあ」の声。「ほら、あそこ、あそこ」などといっている人がいます。
 慌てて右前方を見ると、カワセミの若鳥が枝にとまっています。人の隙をねらって飛んできたに違いない。移動して、カワセミにピントを合わせて、何コマか撮ってはみましたが、距離があるのに加えてて、背景がイマイチです。コサギを見ると、羽繕いに余念がありません。
 どっちを撮ろうかな、と思案し始めたとたんに、カワセミが上流に飛び去りました。シャッターを押しながら追いかけたものの、うまく撮れませんでした。
 コサギを見ると、羽繕いをやめてしまっています。カワセミ出現のちょっと後が、繕いのピークだったようです。
 二兎を追うものは一兎をも得ず。コサギに執着すべきでした。結果論ですけれど…。
 やけくそで、中途半端に終わった写真を3葉。

羽を繕うコサギ

羽を繕うコサギ

羽を繕うコサギ

逆光のハグロ2010/08/13

 東久留米市に隣接する清瀬市で昨年8月に撮ったハグロトンボです。
 羽が黒いので、普通の光(順光)で撮ると、どうしてもまっ黒に撮れてしまいます。逆光を使って羽が透き通るように撮れないものか。太陽が西に傾いた時間帯にハグロトンボを見つけたので、写真にしてみました。

ハグロトンボ

ハグロトンボ