暑さに負ける2010/09/01

 こちらは暑さに負けそうなのに、スズメたちがチュンチュン飛び回っています。たまに水浴びなんかしちゃって、うらやましいこと。
 雨ニモマケズ/風ニモマケズ/雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ/丈夫ナカラダヲモチ…
 宮沢賢治が「雨ニモマケズ」をつくったのは1931年ごろといわれています。その賢治も、今の暑さを体験したら何というでしょうか。
 気象庁は1日、ことし6月から8月の平均気温が統計を開始した1898年以降の113年間でもっとも暑かった、と発表しました。ということは、いま生きている人にとっては初めての暑さ、ということになりますね。平年より1.64度高かったそうです。とくに8月がすごくて、平年を2.25度も上回りました。気象庁も認めた「異常気象」です。
 この夏、東京都心の熱帯夜は8月31日現在で48日、観測史上最多を記録しました。今夜の暑さを考えると、記録を更新し続ける雲行きです。
 暑さに体が拒否反応をおこしているので、外に出るのがシンドイです。写真を撮る元気が出ません。暑さに負けない「丈夫ナカラダ」がほしい!

スズメ

スズメ

夕日のデート2010/09/01

 夕日に舞う2羽のカラス。昨年11月、東京都新宿区で撮った写真です。夕焼けを撮りたかったのですが、宿に帰るカラスがたくさん飛んでいたので、カラスにピントを合わせようとがんばっていました。偶然、2羽のカラスが絡み合ってくれたので、シャッターを切りました。

夕日とカラス

透明感2010/09/02

 早朝のコサギです。いつもならホワイトバランスを「晴天(太陽光)」にして撮るのですが、このときは「オート」にしてみました。「晴天」ならもっと赤っぽく撮れるはずですが、「オート」では白っぽく撮れました。かえって透明感が出たようです。コサギの表情も凛としていて、色合いとマッチしているような気がします。

コサギ

よっ、お若いの!2010/09/02

 久しぶりにハクセキレイを見たので、飛んだ方向に追いかけてみました。そっと近づいてみると、若鳥でした。警戒心が強くて、なかなか写真が撮れません。しかし、遠くまで逃げることもありません。なんとか撮れたのが、この1枚でした。

ハクセキレイ

赤とんぼ2010/09/03

 暑すぎます。いいかげんにしてほしい。怒りにも似た毎日をおくっています。カメラを抱えて写真を撮る元気が出ません。外の熱風もいやですが、冷房の風にもいやけがさしてきました。一日も早く、秋風にあたりたい。雲はだいぶ秋っぽくなってきましたが…。
 ということで、昨年9月に撮った赤とんぼを2葉。黒目川にかかる細い枝と赤とんぼ。夕日に羽が輝いていました。虫の名前などはカタカナで書くのが普通だと思いますが、「アカトンボ」ではどうも雰囲気が出ませんね。「赤トンボ」ではもっとちぐはぐな感じがします。「赤蜻蛉」は読みにくい。「赤とんぼ」と書くと馴染みがいいのは、私だけでしょうか。童謡の影響かしら?

赤とんぼ

赤とんぼ

手すりのトンボ2010/09/04

 今朝、黒目川遊歩道にとまっていたトンボ。アキアカネでしょうか。
 レンズを近づけると、口を空いたり閉じたり落ち着かない様子。最短距離に迫る前に、念のために撮った写真です。トリミングしました。ぐっと近づいたとたんに飛び去ってしまいまいした。
 空も秋の風情になってきました。涼しげな風も吹き始めています。しかし、気温は高く、日光は肌にいたいくらいです。こんなに秋が待ち遠しい年もありませんね。

アキアカネ

2つの太陽2010/09/04

 4日、朝焼けが見えたので走って黒目川に出てみました。しかし、色が薄くて写真にならず。がっかりでした。
 それでも太陽が顔を出せばいいことがあるかな、と思いながら遊歩道を家に向かって歩いていました。木の上から太陽がのぼり、川面を照らしましたので、シャッターを切りました(上の写真)。さあ帰ろう、と振り返ると、ガラスに反射する太陽に照らされました。遊歩道は赤く染まっています(下の写真)。本物と反射光と、2つの太陽に挟まれていたのでした。

朝日

反射する朝日

溶ける2010/09/05

 5日は、京都府京田辺市で39度9分を記録、ことし全国で最も暑くなったそうです。9月になってからこの夏の最高気温ですか。9月としても、もっとも高い気温だったようです。げんなりです。台風9号が日本列島をかすめて通りすぎ、気温も低くなってくれればいいのですが。
 写真は、昨日の夕焼けです。高温の太陽で鉄のやぐらが溶けそうに見えます。

夕日