ソウシチョウに遭遇2012/10/09

 箱根でソウシチョウを見ました。地面に落ちた実をたべていました。緑、オレンジ、黄色、赤とまあ賑やかな鳥です。中国南部からやベトナム北部などに棲息する鳥です。スズメほどの大きさです。きれいな鳥で鳴き声もいいので、江戸時代から輸入されていたようですが、1970年代後半から80年代にかけて、本格的に日本に持ち込まれるようになったそうです。
 籠抜けした鳥が野生化し、増え続けています。北陸を除く関東以西で確認されています。自力で日本にやってきて棲みつけば立派に野鳥といわれますが、ソウシチョウのように人為的に持ち込まれた鳥は野鳥とはいわれません。
 外来生物法で特定外来生物に指定されています。メジロ、コマドリ、コルリ、ウグイスなど日本の在来種が衰退する心配がある、ということでしょう。
 2年ほど前、東久留米市でも見ました。
 
ソウシチョウ

ソウシチョウ

コメント

_ ももごろう ― 2012/10/09 14:16

なんて美しい鳥でしょう!日陰に一筋のひかり、落実をついばむ美しい鳥、素晴らしいですね。一瞬オシドリを思いました。

外来生物法に関しては複雑な思いです。
動植物が好んで移動してきたわけではないのに、見知らぬ土地に無理やり連れて来られて、なんとか頑張って新しい土地に慣れ、繁殖したら今度は邪魔者扱いされて。

むしろニンゲンの移動を禁じた方がいいのかも。(…ってこれは無理でしょうが。)

_ ももごろう様 ― 2012/10/09 23:25

こんばんは。
きれいでしょ。
ちょうど、顔に光が当たってくれたので、あわてて撮りました。
この鳥は、日本でもっと増えると思います。
写真にするには楽しい鳥ですが、
在来種との競合を考えると、気持ちは複雑ですね。
比較的珍しい鳥のままでいてくれればいいかもしれないのですが。

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