紅梅咲いてムク飾る ― 2013/02/17
黒目川の下流に向かって歩いていたところ、対岸にあるお宅の庭に紅梅が咲いていました。近くにいけばいい香りがするだろうな。川の土手から枝を繁らす桑の木に目をやれば、ムクドリが1羽とまっています。紅梅を背景にムクさんを撮れるかもしれない。鳥の顔が枝にかからず、背景に紅梅を置く位置を発見。数回シャッターを切りました。
本当はムクドリではない方がいいのになあ、なんてことを思ったとたんに飛び立たれてしまいました。わが心を読まれたか。
背景に色がつく季節になりました。ところが、いま黒目川は桑の木が切り倒されています。切り株だけを残して、きれいさっぱりなくなりました。市内全域ではありませんが。この写真を撮った下流部にはまだ残っています。しかし、時間の問題かもしれません。
桑の木がなくなった黒目川は、表情を失いました。枝が川面に映ったり、鳥がとまったり、木の存在は大きかった。これから新芽も膨らんで、色が生まれるはずでした。枝で遊んでいたジョウビタキの姿が減り、カワセミはとまる枝を探して飛び迷っています。一律にすべてを切ってしまっていいのか。少しずつ残す判断はできなかったのか。かなり気持ちが沈んでいます。一気に切ってしまった方が安くつく、という東京都の判断なのでしょうか。一度、聞いてみなければいけませんね。
本当はムクドリではない方がいいのになあ、なんてことを思ったとたんに飛び立たれてしまいました。わが心を読まれたか。
背景に色がつく季節になりました。ところが、いま黒目川は桑の木が切り倒されています。切り株だけを残して、きれいさっぱりなくなりました。市内全域ではありませんが。この写真を撮った下流部にはまだ残っています。しかし、時間の問題かもしれません。
桑の木がなくなった黒目川は、表情を失いました。枝が川面に映ったり、鳥がとまったり、木の存在は大きかった。これから新芽も膨らんで、色が生まれるはずでした。枝で遊んでいたジョウビタキの姿が減り、カワセミはとまる枝を探して飛び迷っています。一律にすべてを切ってしまっていいのか。少しずつ残す判断はできなかったのか。かなり気持ちが沈んでいます。一気に切ってしまった方が安くつく、という東京都の判断なのでしょうか。一度、聞いてみなければいけませんね。
コメント
_ ももごろう ― 2013/02/17 18:56
_ ももごろう様 ― 2013/02/17 21:21
毎年定期的に整備していくのは予算がかかるのだと思います。一気に伐ってあしまえば、当分やらないですむからではないか。大雨で増水したときに大量のゴミが木にひっかかって、きたならしいこともあるでしょう。夏に葉が茂ると、事故があったときに発見できないという安全の問題もあるはずです。ですから、伐ることも必要ではあるんです。問題は一律に伐ってしまう荒っぽさです。
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桑の葉は形がよく、初夏には若緑色が目に優しく、実の黒と赤もとても
美しいのに。