とげとげの枝にカワセミが… ― 2021/01/01
2021年が明けました。今年もよろしくお願いいたします。
新型コロナウイルスの感染拡大がとまらないなかで迎えた新年。「おめどとうございます」とはいいにくい。そういえるために何ができるのか。考え続ける1年になりそうです。
写真を撮り終えて家に帰党路していた私の前をカワセミが通り過ぎていきました。どこまで行くのかなと目で追ってみると、大きな道が通る橋の下を通りすぎていきました。信号を渡って後を追うか、それとも家に帰るか。橋を越えたら枝にとまっていることがよくあります。まあ行ってみるか。
信号を渡って数十メートルあるいたところで、カワセミを発見しました。手前の岸にある枝にとまっています。遠くからシャッターを切り、少しずつ近づいて撮り続けました。よく見ると、カワセミがとまっている枝は棘だらけです。
新型コロナウイルスの感染拡大がとまらないなかで迎えた新年。「おめどとうございます」とはいいにくい。そういえるために何ができるのか。考え続ける1年になりそうです。
写真を撮り終えて家に帰党路していた私の前をカワセミが通り過ぎていきました。どこまで行くのかなと目で追ってみると、大きな道が通る橋の下を通りすぎていきました。信号を渡って後を追うか、それとも家に帰るか。橋を越えたら枝にとまっていることがよくあります。まあ行ってみるか。
信号を渡って数十メートルあるいたところで、カワセミを発見しました。手前の岸にある枝にとまっています。遠くからシャッターを切り、少しずつ近づいて撮り続けました。よく見ると、カワセミがとまっている枝は棘だらけです。
クイナに遭遇 ― 2021/01/02
黒目川には珍しいクイナを見ました。遠くに岸辺を歩いている鳥がいました。逆光だったので黒っぽくしか見えませんでしたが、バンの幼鳥かオオバンの幼鳥が下流から移動してきたのかな、と思いました。急ぎ足で見かけた場所に行ってみると、なんとクイナでした。この辺ではあまり見ない鳥です。非常に警戒心の強い鳥で、葦の茂みに隠れています。人気がなかったため、川の真ん中まで出てきたのかもしれません。
ツル目クイナ科クイナ属に分類される鳥で、体長は29cm。日本国内で季節的な移動をする漂鳥。この辺りで見られるのは冬場です。奈良・平安時代から知られていたそうです。『日本書紀』『源氏物語』『枕草子』にも出てくる、と解説本に書いてありました。漢字表記は「水鶏」「秧鶏」など。
ちなみに、この間何度か紹介しているバンもオオバンも、ツル目クイナ科の鳥です。
葦穂を食べるスズメ ― 2021/01/03
突然現れたコガモのメス ― 2021/01/04
黒目川を見ながら遊歩道を歩いていると、ちょっとした塊が目に入りました。小さいからよくわかりません。なるべく近くまでいって目を凝らすと、小さく地味なカモです。コガモのメスにまちがいありません。
私が歩く黒目川でコガモを見ることはめったにありません。今回も、突然現れました。これまでの経験では、コガモはすぐにいなくなってしまいます。オスがいてくれれば、番(つがい)で長期滞在が期待できるかなと思いましたが、メスしかいませんでした。
コガモの近くに、川面に光が反射して金色に輝いている場所がありました。コガモがそこへ移動してくれることを願いながらしばらく待ってみました。運よく金色の水面に行ってくれました。サンキュー! と喜んだのは一瞬で、コガモは一気に飛び立ち下流へと消えていきました。下流にはオスがいるのでしょうか。時間ができたときに下流へ行ってみるつもりです。再会できるかなあ…。
コガモの体長は38cm。カルガモが61cmですから、だいぶ小さいです。
私が歩く黒目川でコガモを見ることはめったにありません。今回も、突然現れました。これまでの経験では、コガモはすぐにいなくなってしまいます。オスがいてくれれば、番(つがい)で長期滞在が期待できるかなと思いましたが、メスしかいませんでした。
コガモの近くに、川面に光が反射して金色に輝いている場所がありました。コガモがそこへ移動してくれることを願いながらしばらく待ってみました。運よく金色の水面に行ってくれました。サンキュー! と喜んだのは一瞬で、コガモは一気に飛び立ち下流へと消えていきました。下流にはオスがいるのでしょうか。時間ができたときに下流へ行ってみるつもりです。再会できるかなあ…。
コガモの体長は38cm。カルガモが61cmですから、だいぶ小さいです。
ピラカンサスの実を食べるヒヨドリ ― 2021/01/05
黒目川の遊歩道からピラカンサスが川の方へ垂れ下がっている場所があります。年が明けてから、鳥たちが食べ始めました。味がよくなるのを待っていたようです。メジロ、ジョウビタキ、ヒヨドリを確認しました。
いちばん威張っているのがヒヨドリです。小鳥たちを蹴散らして赤い実を食べ放題。私は対岸から写真を撮らなければならないので、メジロやジョウビタキではちょっと小さすぎます。ヒヨドリの方が撮りやすい。
ということで、私とヒヨドリの違いは一致。太陽が顔を出してピラカンサスに斜めから光が当たるころ、ヒヨドリがやってくるのを待ちました。ジョウビタキが近くの枝にとまったので、赤い実を食べてくれないかなあとレンズを向けた瞬間、ジョウビタキが飛び立ちました。その直後、その枝に姿を現したのがヒヨドリでした。わざと邪魔しにきたみたいなタイミングです。ピラカンサスの枝に移動して赤い実を食べ始めました。
いちばん威張っているのがヒヨドリです。小鳥たちを蹴散らして赤い実を食べ放題。私は対岸から写真を撮らなければならないので、メジロやジョウビタキではちょっと小さすぎます。ヒヨドリの方が撮りやすい。
ということで、私とヒヨドリの違いは一致。太陽が顔を出してピラカンサスに斜めから光が当たるころ、ヒヨドリがやってくるのを待ちました。ジョウビタキが近くの枝にとまったので、赤い実を食べてくれないかなあとレンズを向けた瞬間、ジョウビタキが飛び立ちました。その直後、その枝に姿を現したのがヒヨドリでした。わざと邪魔しにきたみたいなタイミングです。ピラカンサスの枝に移動して赤い実を食べ始めました。
あれから3日、ピラカンサスの実は半分以下になりました。
コゲラが穴を掘っていた ― 2021/01/06
桜の木がたくさんある公園でひと休みしていたら、頭上で「ギイギイ」という鳴き声がします。コゲラがいるようです。1年ぶりに写真が撮れるかもしれないと思い、立ち上がって桜の木を見上げました。しかし、声はすれども姿は見えず。声を頼りに少しずつ場所を絞り込んでみました。すると、わりと近いところにいました。
斜めに傾いている枯れた枝の下側にコゲラはいました。きれいに丸い穴が開いています。最近、開けた穴のようです。穴をのぞき込んだり、気に入らない部分を整えたり。穴の中に入って顔を出してもくれました。
しかし、なぜ今ごろ穴を掘るのか。子育てのためなら4月くらいでいいはずです。ネットで調べてみると、寒さ対策のようです。しかし、傾いた枝の下に穴があるので、落ちないのでしょうか。
コゲラは日本でいちばん小さなキツツキで、体長は15cmなので、スズメと同じくらいの大きさです。日本とアジアの一部にしかいない貴重な鳥です。
斜めに傾いている枯れた枝の下側にコゲラはいました。きれいに丸い穴が開いています。最近、開けた穴のようです。穴をのぞき込んだり、気に入らない部分を整えたり。穴の中に入って顔を出してもくれました。
しかし、なぜ今ごろ穴を掘るのか。子育てのためなら4月くらいでいいはずです。ネットで調べてみると、寒さ対策のようです。しかし、傾いた枝の下に穴があるので、落ちないのでしょうか。
コゲラは日本でいちばん小さなキツツキで、体長は15cmなので、スズメと同じくらいの大きさです。日本とアジアの一部にしかいない貴重な鳥です。
おや、ゴイサギどんがいた! ― 2021/01/07
午前6時半をまわったころ、ゴイサギに遭遇しましたb。きのう紹介したコゲラは1年ぶりに撮りましたが、ゴイサギもまた1年ぶり。黒目川にはいないのかと諦めていました。
嬉々としてレンズを向けたものの、かなり暗い。太陽が顔を出すまでに、まだ30分近くあります。ISOを3200にあげ、絞り5.6でシャッタースピードが1/15秒。ブレ止めのレンズだから手持ちで撮れたようなものです。よく見ると、微妙にブレています。
このゴイサギは、ずっと黒目川にいたのか、それとも最近やってきたのか、まったくわかりません。再び姿を見ることができるのかどうかも、わかりません。早起きしたときには、見たい鳥です。夜行性の鳥なので、午前7時半をすぎると塒に帰ってしまいます。
嬉々としてレンズを向けたものの、かなり暗い。太陽が顔を出すまでに、まだ30分近くあります。ISOを3200にあげ、絞り5.6でシャッタースピードが1/15秒。ブレ止めのレンズだから手持ちで撮れたようなものです。よく見ると、微妙にブレています。
このゴイサギは、ずっと黒目川にいたのか、それとも最近やってきたのか、まったくわかりません。再び姿を見ることができるのかどうかも、わかりません。早起きしたときには、見たい鳥です。夜行性の鳥なので、午前7時半をすぎると塒に帰ってしまいます。
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