梅にツグミ?2011/02/24

 ツグミも梅の枝に来るんですね。蜜を吸うのかどうか。見たところ、枝にとまっただけのようでしたが…。
 図鑑を見ると、ミミズ類や昆虫の幼虫、木の実をよく食べると書いてあります。どうも蜜は吸わないようです。ということは、通りすがりなんですね、きっと。蜜を吸っているツグミを見たら、「事件」かもしれませんよ。

ツグミ

ツグミ

コサギも春の装い2011/02/24

 黒目川で10羽ほど群れているコサギを見ていると、春めいてきたことを感じます。夏羽の特徴が出てきているからです。
 「写真上」のコサギは、頭の後ろから白い紐のが垂れ下がっています。「冠羽(かんう)」という飾り羽です。夏羽の特徴の1つです。たたんだ羽にふわっとした部分がありますが、これも飾羽で、冬は目立ちません。嘴の付け根が黄緑色になっています。この部分の色の変化も楽しみで、だんだん濃くなっていきます。水色が出るコサギもいれば、ピンクになるコサギもいます。嘴の付け根がピンクになるコサギは、指も黄色からピンクになっていきます。これらは、繁殖期の変化でもあります。
 「写真中」のコサギは、ふわっとした飾り羽がきれいですが、冠羽は出ていません。
 「写真下」のコサギは、あまり変化が見られません。
 これらの変化がオスとメスとではどう違うのか。私には、まだわかりません。サギ類は、オスとメスの違いがさっぱりわからないので、困っています。

コサギ

コサギ

コサギ

ムクドリも案外きれい2011/02/24

 全体として黒っぽい身体をしていて、顔に不規則な白い部分があるムクドリ。あまりきれいな印象を受けず、おまけにどこにでも群れているので、振り向かれることが少ないのではないかと思います。鳴き声も騒がしい。
 それでも、飛ぶと腰と尾羽の先にある白い部分よく目立ちます。後ろ姿は、見事な形をしています。
 写真を撮ってみて、もう一つ、きれいな部分を発見しました。写真をみいただければわかると思いますが、背中の部分です。身体の名称としては、大中小がある「雨覆」になるのでしょうか。茶色っぽくて、照りがあります。もしかすると、春から夏にかけての繁殖期は、きれいな羽になるのかもしれません。注意して見ておこうと思います。
 そういえば最近、東京都内で撮ったギンムクドリの写真を見ました。実に美しい鳥でした。ネット検索しても写真が見られます。中国南部や東南アジアにいる鳥で、日本ではめったに見られないようです。ギンムクドリを見てしまうと、ムクドリはきれに見えませんね…。

ムクドリ