セミの抜け殻2010/08/16

 わが家の周辺は、いまがセミの最盛期です。アブラゼミがジージーとなき、ミンミンゼミが暑さを強調するかのようにないています。アブラゼミは夜中もなき続けています。
 桜の木にアブラゼミの抜け殻が並んでいました。見上げて写真を撮っていたら、肩がこってしまった。

セミの抜け殻

トンボの交尾2010/08/15

 お盆で人が少ない落合川水生公園で、シオカラトンボとムギワラトンボが交尾していました。静かに近寄り、ズームを望遠にして写真を撮りました。私は横浜の生まれですが、トンボのこういう状態を「とんつ」と呼んでいました。方言なのかどうか、ネットで調べてもわかりませんでした。
 ギンヤンマも交尾をしていました。こちらはかなり神経質で、ちょっとでも音を立てると飛んでいってしまいました。池の対岸から撮らざるをえない場所ばかり選んでとまります。これには閉口して、結局撮れずじまい。スイレンをバックにオオシオカラトンボを撮ってお茶を濁しました(下の写真)。

トンボの交尾

オオシオカラトンボ

キバナコスモス2010/08/14

 キバナコスモスが満開です。いたるところに咲いています。かなり前から咲いていたような気がしますが、ここにきてやたらに目立ちます。
 原産地はメキシコだそうです。もともと園芸用に導入されて、野生化したものと思われます。私が持っている4冊のポケット野草図鑑には掲載されていません。まだ図鑑に載るほど一般化していないのでしょう。いずれ、だれもが知る帰化植物になるでしょう。
 真横から写真を撮っていたら、いい具合にハチ(アブかもしれない)がとまってくれました。ありがとね。

キバナコスモス

恐るべしアカボシゴマダラ2010/08/14

 落合川遊歩道をそれて住宅街の坂道にさしかかったとき、アオスジアゲハらしいチョウが乗っていた自転車の足下で舞いました。視角の一角でアスファルトの道に舞い降りたのを確認。なぜアスファルトにいるのか。
 自転車を降りてバックしてみると、チョウはアカボシゴマダラでした。アオスジアゲハと思ったのは錯覚。そのゴマダラは、口から黄色いストローを出しています。えっ? アスファルトをなめる気なの? 
 見ていると、前に歩き始めました。飛ばないわけね! ゴマダラの視線の先にあったのは、なんと干からびた動物の死体です。車に轢かれたミミズでしょうか。15センチほど歩いて、ストローを死体に入れて、わずかに残った体液を吸収しています。カメラを近づけても逃げようともしませんでした。
 7月17日に、動物の糞にたかるアカボシゴマダラを紹介しました。きょうの目撃は、人為的外来種のしたたかさを改めて認識させてくれました。
 
アカボシゴマダラ

アカボシゴマダラ

逆光のハグロ2010/08/13

 東久留米市に隣接する清瀬市で昨年8月に撮ったハグロトンボです。
 羽が黒いので、普通の光(順光)で撮ると、どうしてもまっ黒に撮れてしまいます。逆光を使って羽が透き通るように撮れないものか。太陽が西に傾いた時間帯にハグロトンボを見つけたので、写真にしてみました。

ハグロトンボ

ハグロトンボ

手すりのトンボ2010/08/12

 黒目川遊歩道の手すりにトンボがとまっていました。小型オニヤンマのようなトンボで、カメラを目の前に近づけても、まったく逃げようとしません。実に無頓着です。
 写真を撮ったあと頭をつついたら、ふわりと飛び上がり、手を出したら指にとまってしまいました。これ幸いとカメラを構えたところ、飛び去ってしまいました。
 このトンボ、8月になると必ず手すりにとまった姿を見ます。下の写真は、昨年撮ったものです。このときも逃げませんでした。何を考えているんでしょうか。
 いったい何という名前のトンボでしょうか。図鑑を見れば見るほどわけがわからなくなってしまいました。

                          2010年8月12日
手すりのトンボ

                          2009年8月9日
手すりのトンボ

離陸前2010/08/08

 ベニシジミが頭を下にしてとまっていました。レンズを寄れるところまでゆっくり近づけて、シャッターを切りました。その直後、飛んでいってしまいました。一瞬シャッターが遅かったら、アウトでした。

ベニシジミ

クマゼミ2010/08/04

 クマゼミを初めてちゃんと見ました。広島市内。いま、朝はクマゼミとアブラゼミが競って鳴いています。クマゼミはどこにいるのかと木を見上げるものの、姿を確認できません。西日本の人には珍しくもないセミだと思いますが、関東人にとっては見慣れないセミです。どんなとまりかたをしているのかがわからないので、なかなかみつかりません。
 そのうちに、木から木へ飛びわたる姿を目撃。とまったあたりをしっかり見ると、いました、いました。鳴くときは羽を外に広げるのですね。その写真を撮ったつもりですが、いかがでしょうか。地元に人に写真を見てもらったところ、クマゼミに間違いないとのことでした。
 昨年は、東久留米でもクマゼミの鳴き声を聞きました。今年もきっと鳴くでしょう。そうしたら、姿を確認したいものです。

クマゼミ