梅一輪2012/02/23

 この二日間、暖かい日が続いたので、梅の木を見に行きました。たくさんつぼみがついています。しかし、咲いているのは一輪だけ。
 梅一輪 一輪ほどの暖かさ
 この俳句をつくったのは、芭蕉の弟子、服部嵐雪とされています。咲いた一輪の花にわずかな暖かさを感じる、という意味でしょうか。
 
梅

梅

春点描 ホトケノザ2012/02/23

 南向きの斜面をゆっくり歩くと、春の訪れを感じることができるようになりました。最初は、ホトケノザです。花期は3月から6月とされていますが、秋に芽を出して夏に枯れる一年草です。暖かい年だと年末から咲き始めていることもあります。霜にふるえながら咲いている姿を見ることもあります。寒さに強いのかもしれません。今年は、ほとんどみませんでしたが…。いま咲いている花は、まだ勢いがありません。
 春の七草でいう「ホトケノザ」は、黄色い花を咲かせるキク科のコオニタビラコのこと。ここで紹介するホトケノザはシソ科です。別名をサンガイグサ(三階草)といいます。なぜ「ホトケノザ」が二種類もあるのか、よくわかりません。
 春の七草=スズナ(カブ)、スズシロ(ダイコン)、セリ、ナズナ、ゴギョウ(ハハコグサ)、ハコベラ(ハコベ)、ホトケノザ(コオニタビラコ)
 
ホトケノザ

ホトケノザ

ホトケノザ