ルリタテハ2011/07/21

 早朝、知人のお宅に寄った帰り道、雑木林の出口で紫色の物体が木の幹にくっついていました。よく見ると、チョウです。はねを広げると紫色に輝きます。はねを閉じると茶色の地味なチョウに。木の樹液を吸いながら、羽を開いたり閉じたりしています。周辺にはカナブンがたかり、離れたところにはカブトムシもいます。カブトムシのすぐ隣にはオオスズメバチが2匹。彼らを刺激しないように、チョウだけを写真にしました。
 光の角度もあって、なかなか輝いたはねを撮れませんでした。はね自体も傷だらけの印象です。さて、このチョウの名前はなんだろう。友人のチョウ博士に写真を見てもらったら、こともなげに「ルリタテハだよ」といわれてしまいました。あんまり簡単にいわれてしまったので、がっかり。図鑑で調べてみたところ、「雑木林周辺で見られる」とります。この次は、もっときれいなルリタテハを撮りたいですね。
 
ルリタテハ

アカボシゴマダラ2011/07/21

 黄色い舌を伸ばして樹液を吸うアカボシゴマダラです。東久留米では、さして珍しいチョウではなくなりました。この夏、東久留米で3回見ました。
 アカボシゴマダラは、特定外来生物法で「要注意外来生物」に指定されています。タテハチョウの仲間で、東アジア一帯に分布しています。日本では奄美諸島に生息していいますが、東京で見る固体は大陸の亜種のようです。自然に飛んできたわけではなく、人が持ち込んだものです。
 
アカボシゴマダラ