真昼間のアオサギ2011/09/04

 台風が来る前の晴れた日の昼ごろ、黒目川でアオサギが魚を狙っていました。はじめはお尻を向けていたので、気付きませんでした。なんか鼠色っぽいのがいたなあ、と引き返してみて発見しました。こんな大きな鳥でも、見逃すことがあります。
 人の気配を感じたのでしょうか、アオサギはこちらに顔を向けました。私がカメラを向けていたからか、歩き始めてしまいました。そのまま草の繁みに身を隠してしまったので、歩いているところしか撮れませんでした。
 アオサギに出合うなら、朝か夕方がいいですね。かんかん照りとアオサギは、どうも似合いません。羽のしっとり感がでません。微妙な光の中で撮った方が映える鳥だと思います。
 アオサギは夜行性で、黒目川でも夜中に魚をとっています。遊歩道に設置された街路灯が適度な明かりになっているようで、ちゃんと魚をつかまえるから、さすがです。夜中でも飛びます。漆黒の闇のなかで魚をとったり飛んだりできるかどうかはわかりませんが…。
 「写真上」の黄色い花は、帰化植物のイヌキクイモだと思われます。秋近しです。
 
アオサギ

アオサギ

ゲリラ豪雨2011/09/04

 のろのろ台風12号のおかげで、外に出られませんでした。空を見ながら、きょうは雨は降らないだろうと期待して、外に出ました。青空も出ているし、低い雲は千切れて移動している。降られてもたいしたことはなさそうだ。
 ところが突然、後ろからザァーッという音が駆け足で迫ってきました。振り向くと雨。川にいたコサギも、あわてて土手にあがりました。私もカメラを抱きかかえ、木の下に退避。風がなかったので、雨はまっすぐに降ってきます。激しい雨に、辺りは白くけむってしまいました。5分ほどで、何もなかったように晴れ上がりました。
 土手にあがったコサギは、再び川の中に。レンズを向けると、またまたザァーッときたので、木の陰に。これも5分ほどでやんだので、帰宅するために移動を開始しました。その途中、最大級の大雨に襲われました。バケツをひっくり返すなんてもんじゃない。葉が茂った桜の木の下にいても、体がずぶ濡れになるほどの雨。これが断続的に10分ほど続きました。川は一気に濁りました。
 それがやんで、300メートルほど移動すると、地面がすっかり乾いています。川を見るとあまり濁っていません。そうか、大雨は降っていなかったんだ。ちょっと移動していれば、雨に降られることはなかったようです。どうも私は雨雲の通り道にいたらしい。本当にゲリラみたいな雨でした。
 
ゲリラ豪雨