カワムツをとったコサギ2012/06/02

 黒目川で久しぶりにコサギを見ました。水田に水が入り、田植えが始まることになると、コサギたちの姿が消えます。1羽か2羽ほどはいるのですが、見る機会がぐっと減ります。秋になると少しずつ増えはじめ、年末から年明けにかけて群れるようになります。
 この時期コサギを見たら、狙いはただ一つ。赤く色づいたオイカワをコサギがくわえるシーンを撮ることです。私の期待どおり、コサギが川の真ん中で魚を追いかけています。もしかすると、いい写真が撮れるかもしれない…。
 ところが、コサギは移動するたびに岸に寄っていき、垂れた葉っぱの奥を覗き込んでいます。よくない展開です。岸はザリガニかドジョウの可能性が高くなります。コサギが嘴の水の中に突き刺しました。魚をくわえています。だが小さい! パクッと一口で飲み込んでしまいました。黄色がかった魚でした。残念、カワムツのチビでした(1枚目の写真)。カワムツも岸に寄ったところにいるそうです。
 次に嘴を突き刺したときは、ドジョウだかミミズだかわからないものをくわえていました(2枚目の写真)。ポトンと水に落としてまたくわえる。またおとしてくわえなおす。それを数回繰り返したところで、捨ててしまいました。初めからダラリとしていたので、食べない方がいいと思ったのかもしれません。
 3枚目、4枚目は、魚を狙う姿です。
 
コサギ

コサギ

コサギ

コサギ

親に桑の実をねだるムクドリの子2012/06/02

 黒目川にたくさんなっている桑の実を食べに来るのは、圧倒的にムクドリです。ヒナが巣立ったばかりなので、親から子への餌渡しを撮りたくて、少しばかりねばってみました。あちこちで餌渡しをやっているのですが、肝心なときに葉に隠れてしまったり、角度が悪かったりで、思うような写真になりません。親と子の目が生き生きした写真が撮れませんでした。機会があれば、撮り直したいと思っています。
 子どもたちは、実をもらってもすぐには飲み込めません。何回もくわえ直して、やっと食べるような感じでした。そうやっていろんなことを覚えていくのですね。
 1枚目の写真は、久しぶりに持ち出した望遠コンパクトカメラにテレコンを付けて撮りました。2~4枚目は一眼レフに望遠レンズを付けて撮りました。それらしく撮れたのがコンパクトカメラだったとは、われながら笑ってしまう事態でした。4枚目は、親が実をくわえたまま飛び去ってしまったので、口を開けて見送るしかない子どもたちです。その表情は、真剣です。
 
ムクドリの子

ムクドリの子

ムクドリの子

ムクドリの子