椿にメジロが2013/02/13

 市内を歩いていると、椿の花が目に入りました。花の周りで何かが動いています。ヒヨドリかメジロでしょう。ゆっくり近づいてみると、メジロが3羽、花の蜜を吸っていました。
 メジロはじっとしてくれません。アクロバティックな格好をして、ちょこまか動いています。脅かさないようにレンズを向けて写真を撮りました。10コマほど撮ったところで人が通ってしまい、メジロは飛び去りました。
 写真を確認してびっくり。3枚目を見てください。ひっくりかえっています。足の爪を花に引っかけてぶら下がっているのでしょうか。もしかして、右足1本で支えているかもしれません。器用な鳥ですねえ。白いお腹ばかりが目立ってメタボに見えてしまうのはご愛敬。
 
椿にメジロ

椿にメジロ

椿にメジロ

梅一輪2013/02/13

 自宅近くにある梅の木に、一輪だけ紅梅が咲いていました。花が開きかけたところです。今年は春が待ち遠しい。体の芯が冷えているような感じで、一日も早く15度になってほしい!
 梅一輪一輪ほどの暖かさ(嵐雪)
 一輪の中にほのかな暖かさを感じる句ですが、私にとっては「まだ一輪」という気分です。
 先日、50円で『千載和歌集』の文庫を買ってきました。平家が壇ノ浦に散った後にできた歌集なので、興味をもちました。ぱらぱらとめくっていると、雪を梅の花に見立てたり、梅の花を雪に見立てたりしていました。2つ紹介します。

 17 梅が枝に降りつむ雪はうぐひすの羽風に散るも花かどぞ見る(左京大夫顕輔)
 21 梅の花をりてかざしにさしつれば衣に落つる雪かとど見る(大炊御門右大臣)
 
梅一輪

梅一輪