ハシビロガモのぴちゃぴちゃ2012/01/21

 日が沈む直前の黒目川。オナガガモとカルガモにまじって、ハシビロガモのメスがいました。オナガガモのメスにしては1羽だけ動きが違うので、よく見たらハシビロガモだったというわけです。
 ハシビロガモの動きは独特で、首を伸ばして水面をぴちゃぴちゃやりながら移動します。円を描くように回るのが特徴です。大きな嘴の中は濾過装置のようになっていて、プランクトンをこし取って、水は嘴の側面から吐き出しているそうです。円を描くように回るのも、プランクトンを集めるためのようです。よく考えられた行動だったのですね。プランクトンだけを食べているわけではなくようですが。
 
ハシビロガモ

ハシビロガモ

ハシビロガモ

ダイサギと水面の彩り2012/01/21

 きょうも小雪がちらつくあいにくの天気。ちょっと前に撮った写真を紹介します。
 鳥の写真を撮っていて、水面というのはいきものだなと感じます。下の3枚は、ほぼ同じ時間(昼すぎ)に同じ場所で撮ったものです。違いは、私とダイサギとの角度です。
 「写真上」は、真正面から撮りました。水面は赤味を帯びています。
 「写真中」は、ダイサギが左手に歩いていくのを追う形で、レンズを左に振って撮りました。だいぶ青味が増しています。波頭が光っているのは川底の変化によるものです。
 「写真下」は、ダイサギがさらに左手に移動したので、レンズをより左に振りました。同じ青でも、不自然な色になってしまいました。
 このときは、ホワイトバランスをオートに設定してあります。水面はちょっとした角度の変化で表情を変えるので、面白味があります。
 ダイサギをやや逆光気味で撮っているので、ダイサギの目に光が入ったところでシャッターを押しました。このため、顔の向きが同じような角度になってしまいました。
 
ダイサギ

ダイサギ

ダイサギ