ハルジオン ― 2014/05/04
麦の花 咲き始め ― 2014/05/02
キショウブは美しい! だが… ― 2014/04/30
落合川に咲くキショウブです。この花は日本の風景によくなじんでいるので、日本の自生種と勘違いされますが、れっきとした帰化植物です。原産地はヨーロッパ。明治時代半ばに観賞用として導入され、野生化しました。アヤメ科アヤメ属に分類されるので、黄色いアヤメといえばいいでしょうか。
このキショウブは、外来生物法で「要注意外来生物」に指定されています。取り扱いに注意してほしい、という指定です。環境省のホームページにある説明では、「生態系に係る被害のおそれ」として、以下のような評価がされています。
「日本のアヤメ属のうち、カキツバタ等の5種類が絶滅危惧種であり、それらの遺伝的攪乱のおそれがある」
「繁殖力が強いので、水辺の在来種と競合し、駆逐するおそれがある」
美しいものには棘があるなあ!
このキショウブは、外来生物法で「要注意外来生物」に指定されています。取り扱いに注意してほしい、という指定です。環境省のホームページにある説明では、「生態系に係る被害のおそれ」として、以下のような評価がされています。
「日本のアヤメ属のうち、カキツバタ等の5種類が絶滅危惧種であり、それらの遺伝的攪乱のおそれがある」
「繁殖力が強いので、水辺の在来種と競合し、駆逐するおそれがある」
美しいものには棘があるなあ!
増え続けるホソバオオアマナ ― 2014/04/27
この数年間のうちに一気に広がったのが、ホソバオオアマナです。遠くから見るとハナニラかと思うのですが、近くでみると肉厚な花びらを見ただけで違う花であることに気づきます。雑木林の外縁ばかりでなく、ど真ん中にも咲いています。先日紹介したナガミヒナゲシと同じような勢いで増え続けている感じです。
ホソバオオアマナの花はなかなかきれいですが、可憐な感じはありません。ひっそりと咲いているのではなく、自己主張しながら咲いているように見えます。れっきとした帰化植物です。
明治時代に観賞用として日本に持ち込まれたようです。園芸ではオーニソガラムというようです。ヨーロッパからアジアにかけた地域が原産地。
ホソバオオアマナの花はなかなかきれいですが、可憐な感じはありません。ひっそりと咲いているのではなく、自己主張しながら咲いているように見えます。れっきとした帰化植物です。
明治時代に観賞用として日本に持ち込まれたようです。園芸ではオーニソガラムというようです。ヨーロッパからアジアにかけた地域が原産地。
ナガミヒナゲシが風物詩だって? ― 2014/04/25
急速に広がっているといわれるナガミヒナゲシ。ヨーロッパ原産で、ポピーの仲間。帰化植物です。『里山の生きものがよ~くわかる図鑑』(2011年7月)にまで登場していて、びっくりしました。こんなふうに書いてあります。「ヨーロッパ原産のケシ科の1年草。近年、各地で大繁殖して、初夏の風物詩となりつつある」
里山のナガミヒナゲシが風物詩だって? これには、ちょっとばかり考え込んでしまいました。在来種や畑作物との競合が心配されているからです。帰化植物のマツヨイグサが夏の風物詩になってしまったように、この花もそうなるのかなあ。「里山の風物詩」なんていいたくないなあ。
黒目川・落合川の遊歩道にも、ナガミヒナゲシは咲いています。しかし、今年は数が少ないです。とくに落合川で少ない。なので、わんさか咲いている感じの写真になりませんでした。駆除しているのかもしれません。
ちなみに、この花からアヘンはとれません。
里山のナガミヒナゲシが風物詩だって? これには、ちょっとばかり考え込んでしまいました。在来種や畑作物との競合が心配されているからです。帰化植物のマツヨイグサが夏の風物詩になってしまったように、この花もそうなるのかなあ。「里山の風物詩」なんていいたくないなあ。
黒目川・落合川の遊歩道にも、ナガミヒナゲシは咲いています。しかし、今年は数が少ないです。とくに落合川で少ない。なので、わんさか咲いている感じの写真になりませんでした。駆除しているのかもしれません。
ちなみに、この花からアヘンはとれません。
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