ネムの木で桑の実をたべるオナガ2011/06/07

 ヒヨドリが桑の実を桑の木で食べないで、嘴にくわえて飛び去っていくことを書きました。同じような行動をオナガがしていました。
 黒目川の岸に桑の実がなっています。遊歩道をはさんだ対岸にネムの木があります。まだ花は咲いていません。オナガが桑の実をくわえてきて、ネムの木で食べています。なぜ、桑の木で食べないのでしょうか。桑の木に人が近づくこともないのに。どちらの木にも葉が茂っているので、隠れやすさは同じようなものです。子育て中ということもあると思いますが、原因はそれだけでしょうか。ほかに意味があるように感じるのですが、わかりません。警戒心なのでしょうかねえ。 
 昨年、ワカケホンセイインコが桑の木にとまって実をむしゃむしゃ食べているところを見ました。スズメは、どこかに運んでいたように記憶しています。鳥によって、行動が違うのでしょうか。
 
オナガ

オナガ

オイカワ(ヤマベ)の奇妙な行動2011/06/07

 黒目川にはたくさんのオイカワがいます。釣りをしている人を見ていたら、うまい具合に魚を釣り上げました。「何が釣れたんですか?」と聞いたら、魚を手元に引き寄せて見せてくれました。釣り人いわく、「この色は、ヤマベだな」。このへんの人はオイカワを「ヤマベ」と呼びます。『ブリタニカ大百科事典』によれば、関東は「ヤマベ」と呼び、関西は「ハエ」と呼ぶそうです。
 そのオイカワのオスが奇妙な動きをしていました。今は産卵期なので、オス同士は牽制しあうはずですが、2匹のオスが仲良く並んで泳いでいます。友だち同士でもあるまいに、何をしているんだろう。と、突然、2匹が飛びはねて、激しく動き始めました。水しぶきがあがり、オイカワの体が光りにあたってキラキラと光りました。
 何が起きたのか、さっぱりわかりません。動きが静かになると、2匹はまたならんで泳いでいます。しばらくすると、また激しく飛びはねました。静かになると、またまた2匹は並んで泳いでいます。
 2度あることは3度ある。今度はカメラを構えて、写真を撮ろうと思いました。3度目に動いたとき、あまりの早さに、レンズで追うことができず。4度目は、当てずっぽうにシャッターを切りました。その写真が、下の4枚です。
 よく見ると、1匹がかみついているようにみえます。まず動きを起こすのは、奥にいる魚のようです。攻撃なのか、じゃれあいなのか。時間がなかったので5度目は見ませんでしたが、いつまでやっていたのやら…。
 
オイカワ

オイカワ

オイカワ

オイカワ