オランダハッカ2011/07/29

 この花の名前がやっとわかりました。オランダハッカといいます。東久留米市内にあるあちこちの庭に咲いていて、去年から「なんだろう」と思っていました。
 写真を撮りながら、ある匂いが鼻に伝わってきました。ハッカです。ハッカを頼りにいろいろ調べてみて、判明しました。
 私が持っている数冊の小さな図鑑のうち、この花を紹介しているのは1冊しかありませんでした。「ハーブのスペアミントとして栽培される多年草だが、逃げ出したものが帰化植物として道端や畑地などでよく見られる」と書いてあります。
 ネットで調べてみると、原産地はヨーロッパで、江戸時代の末期にオランダから渡来したようです。なるほど、それでオランダハッカというんですね。オランダは、鎖国だった日本が唯一、外交ルートをもっていた国。オランダから伝わった学問を蘭学といいました。そういう状況のなかで、日本に伝わったと考えると、歴史を感じます。
 
オランダハッカ

オランダハッカ

オランダハッカ

コメント

_ omame ― 2011/07/30 02:50

落合川のいこいの広場に沢山生えていますね。 なにかハーブのようだけどなんなのだろうと常々思っていました。ミントなのですね。ありがとうございました。

_ omame様 ― 2011/07/30 05:05

いこいの広場(水辺)にもあったんですね。こんど見てみます。
上の写真は、この花らしさが伝わらないなあ、と思っています。
枯れないうちに、もう一度撮ってみるつもりです。
いこいの水辺は、秋になるとミゾソバが咲きますし、
セキレイやオナガもくるので、
平日の写真撮りコースの1つです。
いまの時期は、子どもたちでいっぱいですね。

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