群れ飛ぶサギたち2015/01/01

 あけましておめでとうございます。2015年もよろしくお願いいたします。
 元日の黒目川。午前6時半に自宅を出てサギの群れを探しました。2.5kmほど下流まで来て、やっとコサギとダイサギの群れに遭遇。ダイサギが5羽、コサギが20羽ほどいます。カワウが5羽ほど混ざっていました。カワウが下流に向かって飛び立つと、サギたちもいっせいに後を追いました。おかげで、さらに500mほど歩くことになりました。
 サギたちの群れがいるのは、朝日が差し込まない暗くて寒い場所。なのに鳥たちは元気です。橋の真ん中に立って、サギがこちらに向かって飛んできてくれるのを待ちました。来てくれるのか、さらに遠くへ行ってしまうのか。運良く、コサギとダイサギが飛んできてくれました。それにしても寒かった!
 1枚目の写真には、ダイサギが2羽、コサギが26羽写っています。
 
群れ飛ぶサギたち

群れ飛ぶサギたち

群れ飛ぶサギたち

群れ飛ぶサギたち

飛び立つダイサギ2015/01/02

 真っ青な空を背景にダイサギが飛び立ちました。木のてっぺんにいるのを発見したので、飛び立つのを待ち構えていたところでした。運良く、ダイサギの前をカワウが通過していきましや。ダイサギはカワウの後を追うに違いない。案の定、飛んでくれました。待ち構えて写真が撮れると、楽でいいです。
 3枚目、4枚目の写真は典型的なサギの飛び方です。首を曲げて飛んでいます。ツルの仲間は首がまっすぐに伸びます。

飛び立つダイサギ

飛び立つダイサギ

飛び立つダイサギ

飛び立つダイサギ

カモの羽が凍ってる2015/01/03

 早起きすると面白い発見をします。2日の朝は冷え込んで、畑に霜が降りていました。黒目川遊歩道を歩きながらカルガモを眺めると、あれれっ、羽に霜が降りている。土手で一晩過ごしたカルガモの羽に霜が着いたのでしょうか。まだ羽をばたばたしていないので、霜が残っているらしい。水くぐりをやった後に付着した水が凍った、とは考えにくいです。
 しばらく歩いていると、また霜降りのカルガモがいました。
 何年も冬の黒目川を見てきましたが、カルガモのこうした姿は初めて見ます。いままで気づかなかっただけなのかもしれませんが、鳥たちの厳しい生活の一端をかいま見ました。
 
霜降りのカルガモ

霜降りのカルガモ

霜降りのカルガモ

柿食うコゲラ2015/01/03

 柿の実がわずかに残っている公園がありました。私の後方から頭をかすめて飛んできた鳥が、柿の木にとまりました。スズメかと思いきや、コゲラでした。日本のキツツキのなかではもっとも小さな鳥です。木をトントンやらずに、柿の実を食べています。虫ばかり食べているわけではないんですね。
 茶色の地に白いライン(横斑)。おしゃれです。
 1枚目と2枚目の写真に爪が写っています。木で生活する鳥だけあって、しっかりした爪をしています。
 
柿食うコゲラ

柿食うコゲラ

柿食うコゲラ

柿食うコゲラ

バンも年越し2015/01/04

 昨年10月から黒目川に住みついたバンの幼鳥は、その黒目川で新年を迎えました。くちばしの赤味がさらに増し、羽の茶色も濃くなりました。体も大きくなっているように見えます。せっかくなので、黒目川で立派な成鳥になってほしい。黒い体に真っ赤なくちばしの雄姿を見せてほしい。
 
バンの幼鳥

バンの幼鳥

バンの幼鳥

バンの幼鳥

バンの幼鳥

柿を食い尽くしたツグミの群れ2015/01/04

 ツグミの胃袋にはたまげました。柿の実がかなり残っていたところに、30羽ほどのツグミが群れでやってきて、入れ替わり立ち替わり実をつついていました。1羽がずっと食べ続けるのではなく、少し食べては他の木に移動しているような感じでした。空いたところに別のツグミがやってくる。交代しながら群れ全体で食べている感じです。群れている写真は撮れませんでした。
 そのシーンを朝に見て、夕方再び通りかかると、実が1つも残っていません。ツグミの群れはいなくなりました。なんだかギャング団みたいですね。
 ツグミはスズメ目ツグミ科の鳥で、体長は24cm。ヒヨドリが28cmですから、それよりちょっと小さい。ツグミの方が丸っこい体をしているので、ほぼ同じ大きさに見えます。渡り鳥です。日本には冬になるとやってきます。群れで行動するものと、1羽で行動するものとがあります。クワッ、クワッという独特の鳴き声なので、すぐにわかります。4枚目の写真のように、姿勢がいいのも特徴です。
 
柿食うツグミ

柿食うツグミ

柿食うツグミ

柿食うツグミ

柿食うツグミ

コサギの喧嘩は派手すぎる2015/01/05

 コサギが群れれば喧嘩が始まる。これ、真理です。
 黒目川はコサギが25羽ほど群れるようになりました。突然、興奮するコサギが出現して、近くにいるコサギにちょっかいを出します。「喧嘩は好かぬ」という姿勢で相手が引いてしまえばそれっきり。「なんだやるのか!」と相手が構えると、大喧嘩になります。ひどいときには、どちらかが水に沈んでしまうまでやり続けることがあります。
 今回は、そこまでの結果ではありませんでしたが、空中の姿勢がいかにもコサギらしく俊敏なので紹介してみます。ピントは甘い、画質は悪いなどなど写真の品質はきわめて劣っています。しかしなお、コサギの制御力を見せつけています。
 いっしょに写っているカルガモは、まったく素知らぬ顔。これもいつものことです。
 
コサギの喧嘩

コサギの喧嘩

コサギの喧嘩

コサギの喧嘩

コサギの喧嘩

鱗模様が素敵なキジバト2015/01/06

 黒目川周辺には、ごくあたりまえのようにキジバトがいます。あまりに見慣れているのでカメラを向けることはほとんどありません。しかし、光がいい具合に当たると、背中の鱗模様が美しく浮き上がります。赤い目も印象的です。
 1枚目の写真は、朝の畑で撮りました。冬でも緑が育っていました。4枚目は、あえて目をつぶった姿を撮りました。
 
キジバト

キジバト

キジバト

キジバト

キジバト