イソシギ君が飛んできた2011/12/22

 東久留米市内を西から東に流れる黒目川は、埼玉県新座市へと下ります。新座市に入って1キロほどのところで、水面をすれすれに飛ぶ小さな茶色い鳥が2羽いました。羽の形と飛び方から見て、イソシギにまちがいありません。上流に向かっています。目で追いましたが、小さいので見失ってしまいました。
 実はこの付近、毎年イソシギが見られます。必ずいる場所があったのですが、ことしは姿を見ませんでした。いつもの場所ではないところにいるようです。東久留米市内までのぼって来ているかもしれません。後を追うことにしました。
 いました! 発見した場所から500メートルほど上流です。小さい鳥が遠くにいます。大きく撮れません。撮れる最大で撮ったのが下の写真です。
 『図説 鳥名の由来辞典』によれば、イソシギは、江戸時代中期から「かわちどり」と呼ばれたそうです。後期に入ると「ぴいぴいしぎ」とも呼ばれるようになったとか。別の図鑑によれば、体長は20センチ。繁殖期に生息する地域は日本のほか、中国東北部、ユーラシア大陸、ヨーロッパです。冬期にはアフリカ大陸南部、東南アジア、オーストラリアの一部にもいます。朝鮮半島にはいないようです。
 
イソシギが飛んできた

朝日に舞うアオサギ2011/12/22

 早朝の黒目川。アオサギが日の当たらない寒そうな場所でじっとしていました。何を考えているんでしょうか。この鳥は、動かないときは本当に動きません。我慢強いのか面倒くさがり屋なのか、よくわかりません。
 ところが、レンズを向けると急にいそいそし始めました。神経質な個体のようです。人にお尻を向けて、上流に向かって飛んでいってしまいました。なんだ残念、とあきらめかけたとき、アオサギは大きく弧を描いて戻ってきます。サービスがいいではないか。日の出の太陽に照らされて、羽が赤くなっています。私の頭上を通り過ぎて下流に向かったものの、再び反転して上流へ。そのまま姿を消しました。いったい、何のために一周したのでしょうか。どうも、鳥が考えていることはよくわかりません。
 そんなこんなで撮ったのが下の写真です。飛んでいる姿は立体感がなくなって、平面的になってしまいました。もうちょっとうまく撮りたかったです。
 
朝日に舞うアオサギ

朝日に舞うアオサギ

朝日に舞うアオサギ

ダイサギも小さく見える2011/12/22

 川縁に生えているのはオギでしょうか。その植物が群生している一角が落合川にあります。遊歩道からダイサギを撮っていたのですが、この植物にじゃまされて、姿が見えなくなりました。近くに橋があるので、そこまで移動。写真は、その橋の上から撮りました。陰になってなっているところに魚がいます。ダイサギもアオサギもコサギも、こういう場所が大好きです。
 
ダイサギも小さく見える